VMD用語については、こちらを参考にしてくださいね
全国にチェーンストア展開している、家具やインテリア、家庭用品を扱うお店に行きました。
●ベッド周り、シーツやカバーのコーナー
最上段のヴィジュアルで表現されている
コーディネートが、その下の棚に陳列されている。
コーディネートを参考にお客様が自身の
アイテムとサイズを選ぶようになっています。
最上段のヴィジュアルとその下の棚で
広げられているベッドカバーで
柄が連動しており、自然と
その棚へ誘導されるようになっています。
上の二つがPP
そこから下の段はIPですね。
●テーブルウエア(食器)のコーナー
先のベッド周りと同じく
最上段のヴィジュアルで表現されている
コーディネートが、その下の棚に陳列されています。
但し、アイテムがテーブルウエア
それも白の陶器のみなので
厳密に、最上段のヴィジュアルのコーディネート
が、必ずその下にある訳ではありません。
“シンプルな白いテーブルウエアは
こんな料理を、映えてみせられます”
ということを表現するにとどまっています。
もし、“コーディネート”
で訴求したいのなら
テーブルクロスやランチョンマットも
ヴィジュアルと連動させて
陳列展開するべきでしょう。
こうすることで、客単価のアップが見込めますね。
ベッド周りとテーブルウエアのコーナー以外は
ヴィジュアルがあってコーディネートが
下の段で展開されている
という手法ではなく
収納、や、トイレ周り、といった用途別の
ゾーニングでした。

また、この館は2フロアの構成です。
1Fの入って直ぐのVPスペースに
小学生の春の新生活のインテリア提案がありました。
インテリアは2Fで展開していますが
きちんと1Fでプロモーションして
2Fへ誘導する、という仕掛けが行われていました。
全体感で残念な点をいくつか・・・
ベッド周りであったようなコーディネート提案が
他のゾーニングでも、もっとあれば
客単価の向上に寄与していただろう
と思われます。
これを増やしていくことが出来れば
コーディネート精度の高い
MDにつながっていくことになります。
お店全体のファン作り(固定客化)
にもつながってゆくと思います。
また、ここのお店は
基本照明が蛍光灯。
温白色にしているので
暖かみもあり、チープさはありません。
これはとっても良いと思います。
しかし、前述したベッド回りコーナー
のIP、PPに照明によるメリハリがなく
折角のヴィジュアルも、特に目立つものには
見えませんでした。
主導線(メイン通路)のみ
配線ダクトによるスポットが設定されていましたが
あまりに数が少なく、貧弱な印象。
ちょっと残念でしたね。
コーディネートMDを増やし
照明計画の精度を上げれば
もっともっとお客様に支持される
お店になっていくことでしょうね・・・