『ファンタジーと服は、すごく相性がいいんだ』
・・・アンディ・ウォーホル
アバクロンビー&フィッチの兄弟ブランドである “ホリスター”
店内の照明の暗さや、フレグランスの多用、グッドルッキングなスタッフ、といった要素はアバクロンビー&フィッチと共通項。
ただし、ホリスターのコンセプトはサウスカリフォルニアのビーチスタイルにあるようです。
店内の大きなモニターでは絶えずビーチのライブ映像が流れている。
そのビーチは、波乗りの聖地“ハンティントンビーチ”のピア(桟橋)から撮ったもの。
(但し、先月オープンした日本のお店はライブではなく、前日の録画らしい)
運が良ければ、ハンティントンビーチならではの新しいサーフスタイル(ボードやテクニック)を見るチャンスもあるので、波乗り好きの人は結構このモニターの前で長い時間を過ごしています。
商品もチェックのシャツやスェットパーカーといった、サーフスタイル中心。
アバクロンビー&フィッチに比べて、クラブやSEXの要素をマイナスされサーフィンを加えた感じ。
スタッフもセクシー過ぎずフレンドリー、でもノリの良さは変わらず・・・
店内で使用しているトルソーは芯地貼りのボディにエイジング加工(わざとアンティーク風に汚したり、染みを付けたり、古びた仕様にしてある)されています。
シャツの前をはだけて素肌を見せる着こなしが多いので、このエイジング加工が効果的なんですね。
古いレザーのソファにペンドルトンのブランケットがあったり、レジバックにはロングボードがディスプレイされていたり、サウスカリフォルニアのオールドスタイルのインテリアになっています。
ここに来るお客様は、遠くハンティントンビーチに思いを馳せ、その映像を楽しみ、スタッフとの会話を楽しみ、フレグランスとインテリアに嗅覚や視覚を刺激され、スタイルが明確な商品に触れます。
一点のTシャツ、スェットパーカーといった商品の価値が、何倍にも感じる体験をしている訳です。
『ホリスター』は、ここでしか体験出来ない独自なサービス(インテリア、フレグランス、スタッフ、VMD・・・)を提供している、と言えますね。

