“人間の創造性こそ、唯一の資本であることが明らかになる日が来るでしょう”
ヨーゼフ・ボイス
新しくお店をオープンさせる際、どんなタイミングがベストなのか?
ジャックと話したことがあります。
結論は、『閑散期にオープンさせる』ということです。
さて、どうしてなんでしょうね。
よく、オープン時期は売上のピークが見込める時期や、セール開始時期に合わせることがあります。
この時期にオープンすることで、よりたくさんのお客様に、お店が出店したことを知っていただこう、という思いからでしょう。
また、オープン時に売上を最大にとっていこう、という方針をとっているお店があることも聞きました。
これはオープン時の売上初速をあげ、ディベロッパーの評価、評判を良くして、次の出店につなげていこう、という思いもあるそうです。
そのために、『目玉商品』と称して、破格値の商品を用意し宣伝告知する。
そのときだけのヘルプスタッフを充実させ、レジやおタタミ、商品出しのオペレーションも通常とはほど遠い充実のさせかたをしたり。
とっても必死で、売上の初速をとっていこうとしています。
これって、どうなんでしょうね・・・・・
オープン時期が売上のピークが見込める時期や、セール時だったとすれば・・・
スタッフがオペレーションになれていない状態で、沢山のお客様と接することになります。
せっかくたくさんのお客様が来てくれても、不慣れなオペレーションにあったために、二度と来てくださらないこともあります。
また、破格値の目玉商品につられて来店されたお客様が、通常の顧客として、お店のファンになってくれるでしょうか?
破格の値段でついたお客様は、プロパーではなかなか買っていただけませんよね。
また、通常時にも充実したスタッフ配置を継続できるのでしょうか?
人件費比率等の事情から、欠員ギリギリの配置になってしまうのではありませんか?
せっかくオープン時にお店に来てくれたお客さんが、再来店されたときには、がっかりさせる内容にはなっていませんか?
更には、オープン時に身の丈以上の売上をとってしまったとしたら・・・おそらくその実績をベースに売上計画を立ててしまいますよね。
一年後には、前年実績をクリアできない、未達成店舗と評価されてしまったり・・・
なんだか、誰も幸せにならないですよね。
ボクとジャックの話で出た結論。
出来るだけ、閑散期にオープンし、スタッフが充分慣れた頃に、売上のピークを迎える、というのが理想。
お店のオープンは、“目先の売上をとる場”ではなく、“将来の優良顧客との出会いの場”と、とらえましょうね。

