プロレスラー


最初は誰だって素人
デビューするまでは、ただの一般人や


プロになると決めた日から
過酷な練習、耐えぬく精神力、一般人でなくなるプレッシャー、死と背中合わせの恐怖感……

等々を越えれた ひとかけらに与えられた称号が“プロレスラー”


今回、かしら(諏訪)から この話を聞いた時
俺が対戦相手になると決めた

デビューを決めた“絆”と言う選手だ


なぜなら、彼の境遇が、自分とかぶる


俺もデビューは32歳だった
かなり遅いスタートだった

自分の人生にやり残した事、悔いたくない気持ちが、ピークを越えた肉体に問いかけてる
夢の為に、今まで積み上げてきたモノと、引き替えれるかとの葛藤


いろんな気持ちが交差する


だが彼は、リングに上がる事を決心した

男が覚悟を決めた