風の谷のナウシカ、レクイエムから「玉蟲との交流」、楽譜です。

 今日の練習録画です。

 

 ピティナコンベティションの3次予選をざっと聴いてみた。尾城杏奈さんのラフマニノフはラフマニノフのこの曲らしさをさらに進化させているという印象を受けた。
 昔最初にこの曲を聴いた時、自分にとってこの曲はそれまで知っていたピアノ曲とは大きく違う印象を受けた。大きなうねりが曲全体を支配している感じで、打楽器であるピアノの印象は隠れている感じだった。
 今回の尾城さんはピアノをまるで生きもののようにし、かつそれをうまく飼いならしている感じだ。曲のうねりを波のように見れば、
その波面の上に打楽器としてのピアノの音を乗せている描像が聴いているうちに見えてきた。少なくとも自分にとってはラフマニノフらしさを保ったまま、それにくわえて新しいものを見せてくれた感じだ。
 他の人のは聴いてない(実は夢うつつでざっと聞いたが)ので比較はできないし、やっぱりバイアスがかかっていると思うが気にせず思ったことを書いてみました。