風の谷のナウシカ、レクイエムの中の一節「玉蟲との交流」です。楽譜をどうぞ。
録画です。最後あたり一瞬考え事をしてしまい、演奏から意識が離れておかしくなったけど何とか終わらせた。
考え事というのは弾き方の話で、もっと手首を使おうかとか、次のところダイナミックにできるかなとか。
演奏の際は意識することがたくさんあって頭をフルに使うのでちょっとしたことでこうなります。
練習していくとあるポイントについては脳の機能として自動化がおり、特に意識を向けなくてもちゃんとできるようになり、
その分、他のポイントに意識を向けられるようになる。そうやってうまくなっていくんでしょう。
この曲は関係ないけど、ポップスのボーカルなんかをヴァイオリンで弾く時のいい方法。歌うとき、音程が同じままで、でもそこに違う言葉をなめらかに連ねていく歌い方の場合です。その部分をどうヴァイオリンで表現するかが問題。スラーで弾くと語の区切りがわからないし弓をかえすと語がバラバラな感じになってしまう。技術のある人は弓をかえしてもうまく表すのかもしれないけど。でももっと別のいい方法がないかと前から思ってました。それで、ためしに音程を少し変えることで語の区切りを表してみたら思いのほかいい感じでした。ビブラートの時の要領で語に合わせて指を屈伸させて音程を変えるということです。もともと同じ音程で歌う部分なんだから、音程をかえたら変になるんじゃないかと思ってたけど、やって見たらしっくりきました。技術的に自分にはうまくまだできないけど出来る人は是非試してみて下さい。
