今年最初のコンサートに行ってきた。

クララ・ヴィック・シューマン生誕200周年記念コンサート。

作曲家でピアニスト。ロベルト・シューマンの妻でもある。彼女のピアノ協奏曲は素晴らしかった。

 曲の構成を語れるほど知識はないんだけど、ショパンのピアノ協奏曲を最初連想した。途中ではいろんな旋律や音色が聞き取れ、おいしいところ盛りだくさんで最後まで飽きることがない。途中チェロ一台とピアノとで静かに演奏される部分はピアノ協奏曲だということを忘れてしまうぐらいチェロの音色が美しかった。楽団の若い奏者なんだけどこんなにうまかったかなと思うぐらい。最後にかけてどんどん盛り上がりラフマニノフのピアノ協奏曲ばりな終わり方。

ここのコンサートは撮影や録画がデフォルトで許可されているので手持ちのデジカメで撮ってきた。

↓画像クリックで動画再生。

 サンクトから来たピアニストも良かったんだと思う。鍵盤と指がしっかり見える位置だったのでわかるが、絶対間違えないということがわかるぐらい安定している。どうしてそう思うのか考えてみた。ある鍵盤を押し下げてから次を押し下げるまでの短い時間の中でこのピアニストは多分次の鍵盤をどう押し下げるかということを何十回と頭の中で反芻してるんじゃないか。本人にとってはその時間は10倍20倍に引き延ばされているんだろう。技術に熟練するときのこういう経験は自分にもある。ピアノではないしバイオリンでもまだそこまで到達してないけど、スポーツや語学などなら覚えがある。

 

 もっと有名でもいいんじゃないかと思う作曲家・曲だったが、自分が知らないだけで有名なのかも。当時天才少女と呼ばれていたらしい。いろいろドラマにもなっているみたいだし。

 いい演奏を聴くと幸せな気分になります。まず第一にこんな曲が世界に存在していることがうれしくなって、第2にそれを自分が知ることができたことにうれしくなる。

 再来週はラフマニノフとブラームスを聴きに行く予定。結構残念な演奏も多い楽団なので気楽な気持ちでいきます。