☘️こんにちは

 バイオリン講師の、ゆうこです🎻 ☘️


今日はバイオリンを弾く際の

ウォーミングアップについてお話します


バイオリンはA線・D線・G線・E線がありますが、指で弦を抑えずに弾くことを

開放弦と言います


開放弦を用いた弓の練習はなかなか奥が深く、

音階にいく前段階としても、

非常に大事です



複数の弦を行き来して弾くことを

移弦と言いますが、

これがまたなかなか難しいです



今日はそんな、移弦のお話です



例えば、

A線↔️E線で移弦の練習をするとします


先ずは弓と弦の当たる角度📐を

しっかり捉えることが大事です


↑雑音を立てないために


コツは、右手の肘の角度

適切に切り替えること


ゆっくりからはじめて、

スラーをつける

速度を上げつつ、移弦する回数を増やす

付点や逆付点をつけるなどの

リズムチェンジをします


どんな条件がきても対応できるように、

幅広くレパートリーを持っておきます


武器は多いほど引き出しになります🗃️


実際の曲の中で、

どんなパターンがきても難なく弾くために✨



また、移弦練習で重要なのが

手首を柔軟にすること



弓をガッチリ掴んでしまったり

手首が硬い状態でいると、

器用に素早く完璧に移弦するのは難しい🤨


2音ずつスラーをつけたものを繰り返したり

する中で、上向きの半円をなぞるように

右からも

左からも

スムーズに

凸凹がなくなるまで

ひたすら練習します


右手に適切な角度や動きを

覚えこませていきます


これを隣り合う弦の組み合わせでできたら

跳躍もやっておく


G線からA線あるいはE線へ

…という風に



重音からの移弦というパターンも

音の引っかかりなく

スムーズに弾くのはなかなか難易度が高いです


応用パターンとしては

例えば、バッハの無伴奏ソナタ

無伴奏パルティータ


4弦だけで多彩な音をつくっていく

編み物🧶のように織りなす時に

移弦が大きなポイントになります




ついつい音を追うこと

左手のことに意識がいってしまいがちですが

バイオリンの右手

運弓はとても難しく

丁寧に練習するのが早道だったりします



子どもの頃の自分に、伝えたいです(笑)



近々、新譜がくる予定があるので

クロイツェル教本の前半を用いて

いろいろなパターンで

移弦の練習をしました


ウォーミングアップは裏切りません


丹念に時間をかけて

備えておくと、効果はバッチリ👌です


ぜひぜひ、意識してみてくださいね



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