この間、とある場所でお仕事していた際に、「個別療育を受ける、というお子さんがいるんですが、グループとは何が違いますか?」というご質問をいただきました💡


グループ含めて、療育を受ける時は必ず、どの方も個別の支援計画が作成され(ご本人・親御様がどうなりたいかを事前に伺い、そこに向けた目標や療育で行う具体的な手立てを事業所が提案し、作成する計画書のこと)、それに沿って日々の療育が行われます


グループの時は、同一の活動であっても、参加している一人ひとりの目的に沿って支援します


例えば余暇活動があるとして、、、

・ルールに沿って行動する

・自分の意見を発信する

・発表する

・与えられた係を遂行する

・活動そのものに参加する


などなど、目標はお子様によって異なります



対して、個別療育とは


たとえば、

・苦手な科目をわかりやすく学ぶ

・声量や力のコントロールが難しいので、粗大運動を通して体感、習得する

・他者がいる環境で緊張してしまうので、個別学習や、音読や買い物など実践練習をする

・気持ちのコントロールが難しいので、テンションが上がりすぎる前に自分の気持ちの動きに気づき、落ち着く方法を実践しながら《落ち着く練習》をする

・見通しの立て方や、見通しが崩れた時の立て直し方を練習する

・運筆や箸の使い方の向上

・宿題に取り組む


など、一人ひとりのニーズに合わせた内容で

多様な課題を行います


オーダーメイドしやすいメリットがあります



私費で受ける療育もありますが、

通所受給者証(療育手帳とは異なります)

を取得して公費で通える、

・放課後等デイサービス(18歳迄の学齢期対象)

・児童発達支援

というものがあります


通所受給者証を使うことで、

1割負担の利用料金(月ごとの利用料金を

合計し、上限額を超えた分の料金も公費負担あり)で通うことが出来ます


※上限額はご家庭の年収により異なります

例)年収約890万円以下で課税世帯は4500円等



療育についてはご質問いただくことが(レッスン以外でも)多いので、続編も書いていきますね



とりあえず今回は、個別療育って何するの❓というご質問に答えてみましたニコニコ



療育指導経験者が行っているバイオリン・ピアノレッスンはこちらです🎵