切開リフトの再手術でバッカルファットの弛みを改善した症例

こんにちは　
韓国フェイスリフト専門　
ビリーフ整形外科の

イ・ギョンミン院長です。

手術前

年が寄って老化が始まると細胞が衰えて弾力が落ち、顔の組織は自然に重力の影響で下に垂れてしまいます。しかし、老化だけではなく違法のフィラーや異物の注入、過度に注入された脂肪なども皮膚の弾力を引き下げます。また組織が支えられる力より重かったり、人体に吸収されない物質を体に注入した場合も溶けて吸収されず下に垂れてしまいます。

上記の患者様もしわの改善のため顔にフィラーと脂肪を注入しましたがお悩みは改善できず、弛みがもっと酷くなって来院してくださったケースです。マリオットラインは相変わらず目立ち、むしろバッカルファットも垂れてしまい、元の輪郭が隠れている状態でした。既に他院で切開リフトを受けましたが、あまり効果が感じなかったので本院で切開リフトと脂肪吸引を併用しました。

手術後1ヶ月目　　　/ 　　　手術後3ヶ月目　　　 /　　　手術後5ヶ月目

回復過程を見るとほうれい線までの広範囲な剝離の影響で1~3ヶ月目までは腫れとバイオボンドが複合的に発生する時期です。それで固くて腫れている感じがしますが、どんどんバイオボンドが減りながら自然に回復できます。

手術前　　　/ 　　　手術後3日目　　　 /　　　手術後5ヶ月目

手術前から5ヶ月目までの傷跡の経過です。耳の辺りにほくろなどがある場合は写真のように除去された皮膚の量が分かりやすいと思います。

2番目の写真のようにリフト耳を防止するため耳を若干巻いて縫合する時もありますが、回復過程で自然になるので心配しなくても大丈夫です。切開部位の縫合を細かく仕上げないと傷跡が塞がらない危険性がございます。また、SMAS層の剝離とリガメントの切除、適正な量の脂肪が除去されてからこそ縫合した部位が上手く治まり、傷跡の過形成も防止でき、切開リフトの満足度も高くなります。