Blackview Rock 2 と Rock 2 Pro は見た目がほぼ同じですが、買い間違えると余分な出費になりかねません。Pro バージョンはわずかに薄く、汎用ライト・キャンプライトを売りにしています。一方の標準版 Rock 2 はボディ幅が広めで、メモリは最大 12GB まで対応しており、バックグラウンドで同時に動かせるアプリの数が増えます。

この2機種には同じプロセッサが搭載されているため、性能で悩む必要はありません。重要なのは、ライトが欲しいのか、それとも大きなメモリが欲しいのかを考えることです。
まずサイズと外観から
Rock 2 Pro の本体は細身で、標準版 Rock 2 は幅が広めです。この差は小さくありません。作業中に手袋をはめた状態でも、幅の広いボディの方が手にフィットし、滑りにくいのです。カラーバリエーションにも違いがあり、Rock 2 はブラック、オレンジ、パープルの3色、Pro はブラックとイエローの2色のみです。
差が最も大きいのは照明機能
Rock 2 Pro の最大の武器は、背面に搭載された 400 ルーメンの汎用ライトです。複数の照明モードに対応し、SOS 救難信号の発信も可能です。夜勤や工事現場の仕事が多い人、週末にキャンプを楽しむ人にとって、このライトこそ Pro を選ぶ唯一の理由になり得ます。
標準版 Rock 2 に搭載されているのは一般的な LED フラッシュライトだけで、側面には機能をカスタマイズできるボタンもありますが、明るさは Pro とまったく違うレベルです。
ストレージとメモリ、それぞれの強み
2機種ともベースのストレージは 256GB ですが、採用されているフラッシュメモリは異なります。
- Rock 2 は UFS 2.2 を採用。メモリは 8GB と 12GB の2つの選択肢があり、microSD カードで最大 2TB まで拡張できます。
- Pro はより高速な UFS 3.1 を採用しますが、メモリは 8GB のみ。メモリカードの上限も 512GB に留まります。
実際の使用感では、写真の取り込みや大規模アプリのインストールの際は Pro の方が速くなります。一方、12GB メモリの Rock 2 はバックグラウンドでより多くのアプリを保持でき、切り替えの際に再読み込みの必要がありません。
カメラ、スペックは近いが絞り値が異なる
2機種ともメインカメラは 1600 万画素、フロントカメラは 1300 万画素で、工事現場の撮影や作業記録としては十分すぎるスペックです。
違いはメインカメラの絞り値にあります。Rock 2 は F1.8、Pro は F2.0 です。光の少ない仮設小屋やキャンプ場では、標準版の方がより多くの光を取り込めます。ただし、カメラの画質への期待は控えめにしておきましょう。この2機種のカメラは「作業記録用カメラ」がコンセプトです。
この2機種で完全に共通するスペック
画面、バッテリー、防護性能は2機種で共通のベースとなっており、差はありません。
- 画面:720 x 1604 の解像度、120Hz のリフレッシュレート、最大 650 ニットの輝度
- バッテリー:15000mAh。33W の有線充電と 5W の逆方向充電に対応し、いざという時には他の機器への充電も可能
- 防護性能:防塵、防水、耐衝撃の等級は完全に同一
- その他:NFC、デュアル SIM スロット、サイド指紋認証、2W スピーカー
つまり、耐久性とバッテリー寿命だけを重視するなら、どちらを買っても同じということです。
価格とおすすめのユーザー層
Rock 2 の価格は通常 7,900 円から 11,800 円の間です。カラーの選択肢が多く、メモリも大きく、暗所での撮影もわずかに有利です。予算に限りがあり、12GB メモリを求めるユーザーに適しています。
Rock 2 Pro の価格は 44,700 円です。その対価として得られるのは、400 ルーメンの汎用ライト、細身のボディ、そして高速なフラッシュメモリです。夜勤の仕事をする人、キャンプ愛好家など、照明ツールとして使えるスマートフォンを必要とする人向けです。