飛行機はなぜ飛ぶのか | プーチンの日記

飛行機はなぜ飛ぶのか



あまり書きたい話ではありませんが、航空機事故がまた発生して
しまいました。乗客乗員が全員死亡なので、対応の余地もなく
ただニュース映像を眺めるのみでした。該当機は、ロシアに近い
ウクライナの草原地帯で粉々になり、黒い塊が煙を上げております。
死者に祈りを捧げます。

今年ロシア周辺では、100人単位の死亡事故が、今回で3回目に
なるのでしょうか。他にも航空機関連の事故は多発しています。
しかし、これでも航空機事故は減っていることを記憶してください。
大きな事故の後で信頼性は薄れますが、確実に減ってはいるのです。

近年発生する事故は、アエロフロートが分裂したことが大きな理由
です。各航空会社を、アエロフロートに早急に再編しなければ
なりません。大丈夫です。予算は入れます。

一報を聞いたときは、ダゲスタン航空の事件が頭を掠めましたが、
結局は事故でした。現状のロシア民間航空機は、テロ耐性にも弱い
面があります。しかしながら、中小航空機は機内が暑いので、
テロリストも寄ってきません。航空機テロに怯えているのは
アメリカだけで、しかも例のイギリスの件はアメリカの自演に
近いものです。

ここでもう一つ、飛行機がなぜ飛ぶのか、そして飛行機事故は
なぜ連鎖するのかについて述べておかなければなりません。

飛行機は、乗員・乗客の飛びたいという気持ちで飛ぶのです。
そうでなければ、あの鉄の塊は飛びません。
そして、「決して落ちない」という信念を皆が共有することにより、
無事に離陸し、そして着陸するのです。

ひとたび飛行機事故が発生すると、人々のこの心が弱くなります。
そうすると墜落の可能性が飛躍的に高まってしまうのです。

それゆえ、皆さんは飛行機に対して全幅の信頼を置くことを
決して忘れないでください。飛行機嫌いの乗客が多い飛行機
ほど、墜落しやすいという非公式データもありますので。

決して冗談ではありませんよ…