11月も残すとこあとわずかですね。
年賀状も売られるようになり、もうクリスマスや年越しのモード(ムード?)

なんだな~とぼんやり自覚しましたクリスマスツリー


さて、もう2週間ほど前のことですが地元から来た音楽の友達と

NHK音楽祭に行ってきました。


ネコ好き音大生のブログ


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渋谷のNHKホールへ行くのは今回が初めて。

 

紅白とか、こんなところでやってたんですね( ̄∀ ̄)
今回はゲルギエフ率いるマリインスキー管弦楽団が

ソリストのレオニダス・カヴァコスを迎えての演奏会です。

 

曲目は

 


メシアン / キリストの昇天
シベリウス / バイオリン協奏曲
プロコフィエフ / 交響曲 第5番 変ロ長調


カヴァコスはシベリウスコンクールでの1位は元よりその他でも華々しいコンクル歴や演奏歴があって、知る人ぞ知るバイオリニスト。
生演奏はかねてから聴きたいと思っていたので

待望のシベコンでした音譜

そういえば現在演奏されているシベコンの改訂前のシベコンというの

存在するのですが、その演奏を収録した音源もあるんです。
つまりカヴァコスはシベコンを知り尽くした、

シベコンマイスターなのです。


前置きが長くなりましたが、なんと演奏会に遅刻してしまい

一曲目のメシアンの演奏中に到着DASH!DASH!
間に合ってよかったあああ!と一安心。

(間に合ってはないんですが)
曲間に着席して、ゲルギエフとカヴァコスが登場しました。

演奏が始まり、食い入るように鑑賞。

やはり卓越した音楽、安定感。

3楽章は特に、上手い人でも大変そうに弾くなぁという印象を受ける難曲ですが、、生演奏でこんな楽しんで聴けたのは初めてでしたニコニコ
アンコールには得意のパガニーニがかなと思いきや

バッハで静かに終わりました。


休憩を挟んで、次はプロコフィエフの五番

プロコフィエフのシンフォニーの中でも一番有名な曲ですね。
CDでは聴いていたので耳馴染みはあったのですが

やはり生で聴くと格段に違うな~と実感。

臨場感や立体感があり、曲の面白さが10倍はアップします。

特にこの曲はパーカッションの活躍やピアノもオケの一員として

登場いていて、とにかくカックォ良いー♪
もちろん拍手喝采でアンコール

 


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音楽祭ということもあってか、19時に始まり全部終わったのは22時でしたがすばらしい演奏会を堪能できましたラブラブ

その次の週は作曲科試演会というのがあり

サックス、バイオリン、チェロ、コントラバスといった変わった編成で

作曲科の学生の曲を弾いてきました。
学生が作曲といっても立派な現代曲で、

[渋谷のスクランブル交差点が無人になることはあるのか]

というテレビの番組で、スクランブル交差点でカメラを一日中回し

それを早送りで見てみると、夜中の3時頃に9秒間だけ車も人も通らず

静寂が訪れたというのに着想を得て書かれた面白い曲でした。
朝のラッシュから夜中の静寂までを音楽で表現していて

曲の最後に9秒間弾かずに待つところも存在しています。


しかしここが意外にも大変な落とし穴が


9秒間の箇所になると、何故か笑いのツボが稼働して

それが皆に伝染してしまうという困った事態に!
しかも一回も笑わずにいられたことがないので

これはマズイと解決策を話し合った結果・・・
笑いそうになったら、数字を高速で数えればそれに集中して気が紛れるのではないか?いうアイデアがひらめき電球
それを実行した結果、初めて笑わずに9秒間の沈黙に耐えられたのです!

そして一度笑わなくなると不思議なことにもう笑わなくなり

無事本番を終えることができました。

くだらないかもですが、これ結構実際起こると辛いです。
もしどうしても笑ってはいけない壮絶な状況になったら

実践してみる価値アリです。笑

 

12月からも忙しい毎日になりそうです。

 

さむーくなってきて練習する気が失せそうにもなりますが

がんばっていきますっ音譜

皆さんも風邪などには気をつけてくださいね。