MFJ-259B アンテナ アナライザー その8 | vk4imxのブログ

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スーパーラドアンテナ作製のために購入したこの測定器ですが、もう手放せないアイテムになってしまいました。なんせ、トランシーバーで送信しなくてもSWRがわかってしまうのでこれほど便利なものはありません。

今回は同軸ケーブルを1/4波長の長さに切るということをしたかったので、今までに使ったことのない機能を使って見ました。
それはアドバンスメニューのなかにある”Distance To Fault”モードです(以下DTF)。直訳すれば、”不良個所までの距離”ということです。

同軸ケーブルを1/4波長の長さにしたいとすると、そのまま波長の長さで切ってはいけません。同軸ケーブル内を移動する電波の速度は真空中の速度よりも遅いのでその分の短縮率(Velocity Factor)をかけて計算してやらなくてはなりません。同軸の場合は通常同軸のスペックシートなどからその短縮率がわかりますが、私の持っているケーブルの資料が見つからないのでMFJ-259Bで調べて見ました。

同軸を測定する場合は、くるくるトグルを巻いていても近くに金属物体があっても影響を受けませんので安心して測定できます。片方にMコネを、もう片方は切断したままのオープンエンドです。
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メジャーで長さを測ると、7.66mありました。

まず、MFJ-259Bをアドバンスモードに切り替えます。これは電源ON後に、GateボタンとModeボタンを同時に2秒ほど押すことで切り替わります。
そして、Modeボタンを2回押すことでDTFモードになります。
イメージ 2

この時点で”1st”の文字が点滅します。
適当な周波数レンジにあわせて、チューニングダイヤルを回してインピーダンスメーターの振れが最低になる周波数を見つけます。このときリアクタンスXの値は0になるはずです。ならない場合でも少々のずれはOK。
この周波数を記憶させるのに、Gateボタンを押します。
イメージ 3

すると今度は”2nd”の文字が点滅するはずです。
1stでインピーダンスの最低となる周波数を見つけましたが、今度はその周波数に隣接する隣のインピーダンスが最低となる周波数を見つけます。
チューニングダイヤルを回していき(周波数を上げていき)次のディップ点を探します。
必要があればバンドスイッチを切り替えて隣のバンドに切り替えます。
隣のディップ点の周波数がわかれば再びそこで Gateボタンを押します。

すると計算結果が、37.5フィートと出ました。
イメージ 4

ここでいう”VF"とは”Velocity Factor"(短縮率)のことですので、37.5フィート(電気長)にこの短縮率をかけたのが実際の物理長ということになります。
フィートではなんのこっちゃわかりませんので、この37.5フィートをメーターに換算すると、11.43mですので、これと実際のケーブルの長さから短縮率を計算すると、

VF=7.66m(実際のケーブルの物理長)/11.43m(MFJ-259Bで測定した電気長)=0.67
となりました。


これで、この同軸の短縮率がわかったので、1/4波長の長さは、
1/4λ(@7.05MHz)= 300/7.05MHz /4 x 0.67 = 7.13m
と出ました。