今日から東南アジア出張です。
ところが初っ端からアクシデントの発生で往生しました。
そのレポートです。
搭乗が順調に進み、
乗客が全て乗り込み、
なんとも綺麗に満席になりました。
中国人旅行客が殆どです。
ツアーの添乗員でしょうか、小旗を持った人が数えただけでも6人は居たと思います。
定刻5分前頃でしょうか、アナウンスが流れ機内がザワつきました。
それは出発のアナウンスではありませんでした。
一人の客の手荷物が棚から無くなったので、
これから棚を空けて各自の手荷物をチェックさせて下さいというアナウンスでした。
CAが棚を空け、それぞれの持ち主を確認して行きました。
無くなったのはグレーのバッグだと言うことですが、
確認が終わってもそのようなバッグが出てこなかったようです。
なんやかにゃしているうちにかれこれ出発時刻を1時間経過しました。
乗客からは、 「早く飛べ!」
「俺達には関係ねぇ~!」
「トランジットの時間があるのにどうしてくれんだ!」
等等、様々な罵声が飛び交います。
罵声を浴びせる人は決まって立ち上がって指を差して文句を言うのです。
映画の1シーンを見るようなまるで芝居がかったような面白い光景です。
僕としては、「まあまあ、皆さん、困っている方がいるんですから、
冷静に大人の対応をしましょうよ」 なんですが、
周りを見る限り冷静なのは少数でした。
だんだんと罵声があちこちで立つようになり、
そのうち乗客の半数が立ち上がっているではありませんか。
タイ航空のCAは中国語が出来る人が1人しか居らず、
その人がひつように抗議する乗客の対応に追われています。
そうしている内に、今までの経緯やこの対処に付いてこうしたら良いという風に
乗客の皆さんに向ってアナウンスする人まで登場します。まるで演説です。
そうだそうだという風にその度乗客から拍手が起こります。
しかも次から次からそういう人が登場します。
実に興味深い民族ですね。日本人では到底考えられません。
そして1時間半が経過した頃、地上係員が乗り込んできて、どう対処するか決定したようです。
そして次なる光景は、先ほど演説していた人達にその係官が説明に回っているというものです。
またこれも変わった変な光景でした。
どうにか2時間を経過した時、出発のアナウンスが流れ無事にテイクオフしたのです。
午後のアポイントが必然的に夕方になってしまったのは言うまでもありません。
実に疲れた初日でした。
これから4日ほどバンコクに滞在します。
日ごろのCHINAストレスからは開放されるのでなんだか気分的に楽チンです。