今日、人生初のカナダで手術でした
3回目のワクチン摂取をしてから左の脇の下に巨大な出来物ができて、どんどん膨れ上がって爆発したのが今年の春…
ネットですごい調べてたから、想像通りの粉瘤と診断されました
春に検査を受けて手術が10月って、随分時間がかかったなぁ
病院についたらすぐに呼ばれて大きな1人掛けソファーが置いてあるだけのカーテンで仕切られたスペースで、ガウンに着替えて待つように、と。
そこへ春に診察してくれたドクターが登場して「まだ脇にあるかい?」って脇を見て、「あー、あるある、ちょっとマークするね」ってサインペンでマークして、「準備はいい?いくよ?」って注射をブスっとさしてめっちゃ圧かけてる…
「えっっっカナダだから日本との医療の違いは覚悟してたけど、まさかのソファーで麻酔なしで絞り出して終了
」ってパニクってたら、「That's it! (終わり!)」って言われて思わず「That's it
」って聞き返してしまった
そしたらドクターが「うん、終わり。ちょっとこのティッシュ持って圧をかけておいてくれる?」って、脇に当てていたティッシュを渡して去っていった…
去り際に、麻痺してくるからって言ってた。(←今思えば、この麻痺してくるからで麻酔注射だと気づくべきだった)
この時の私の頭の中では「針刺して絞り出すだけなら私でもできたじゃん、まさか本当にこれにて終了なのか…」と思いながらどんどん時間が経っていく…
受付で今日どれくらい時間かかりますか?って聞いたら「30分もかからないと思うよ」って言われたし、本当にこれで終わりかもしれない…と思っていたところを通りかかったナースの方の足がカーテン越しに見えたので「すみません…もう終わりですか?ドクターがThat's itって言ってたんですけど…」って言ったら「え?!ドクターがそう言ってたの?!」って言ってダブルチェックしに行ってくれて戻ってきたら「まだ終わってないよ、今麻酔注射が終わったところで、これから手術室に行くからね。麻酔注射が終わったって意味でのThat's itだったみたい!安心してね、すぐに迎えに来るからね」って…
今考えたらそりゃそうだよね、手術受けに来てるんだからまさかの針刺して絞り出して終了なんてこたーない…
でも、日本で盲腸の手術したときは麻酔の時からちゃんと手術室の手術台の上だった記憶だったから、まさかソファーで脇あげて麻酔の注射されてるなんて思いもせず
そのあと、しっかりと手術台にのせられて2人の先生➕ナースの方が私の脇を処置してくれてた…
先生に「日本で生まれたのかい?」って聞かれて、お話によるとこの先生の娘さんが東京と鎌倉でELTとして働いていたことがあるらしくて、話が盛り上がりました
もう1人のドクターとナースの方も話に加わってリラックスした状態で手術を終えることができました
ナースの方も、私のトンチンカンな滑り出しで「この子、日本から来た英語のわからない困ったちゃん」だと思ったのかそのあとめっちゃめちゃ細かく説明してくれて、ありがたかったです
本当は1月に帰省した時に日本で手術出来たら、と思っていたんだけど病院3箇所に電話をしたけど3週間の滞在では完治まで見届けられないから、と断られてしまっていました…
その点カナダは、日帰り手術+3週間後のフォローアップ電話診察で終了
皮膚の下で縫い合わせているらしく、抜糸の必要もないとのこと
お国変われば医療も全然違うんだなーーー
とにかく、優しいドクターにナースの皆様のおかげで無事に手術を終えることができました
ありがとうございます