下寺町のこの辺りに来て上町台地を見上げると、何時も織田作之助の「木の都」のこの文章を思い浮かべます。
 「大阪は木のない都だといわれているが、しかし私の幼時の記憶は不思議に木と結びついている。ーーー途中略ーーー大阪はすくなくとも私にとっては木のない都ではなかったのである。」

イメージ 1

イメージ 2

成程、織田作の言う通り、この辺りの上町台地を見ると,今でも木のない都ではないと感じられます。
 しかし、織田作の生きていた昔からやはり大阪市内は緑の少ない都市だと認識されていたんですね。