大阪人は古いものを大切にしない傾向があります。そのせいか、古いものがほとんど残っていません。(大阪大空襲で焼き払われたことも原因かも知れませんが。)
碑のみが申し訳程度に作られているだけです。
しかし、ここ北区天満1の造幣局宿舎の敷地内に、江戸時代の天満与力役宅門が残っています。現存する唯一の建物です。
![イメージ 1](https://stat.ameba.jp/user_images/20191212/10/vj8732hyy/ff/41/j/o1024076814670323968.jpg?caw=800)
天満与力役宅門
東町奉行所配下の天満与力「中嶋家」の役宅門です。
大正末期に現在地に移築されました。
昭和23年に茶室として増改築され、その後、平成12年に老朽化のために再度改築されました。
![イメージ 2](https://stat.ameba.jp/user_images/20191212/10/vj8732hyy/f2/28/j/o1024076814670323974.jpg?caw=800)
正面から
![イメージ 3](https://stat.ameba.jp/user_images/20191212/10/vj8732hyy/0b/50/j/o0768102414670323981.jpg?caw=800)
改築した様子が良く分かる写真
![イメージ 4](https://stat.ameba.jp/user_images/20191212/10/vj8732hyy/b3/c9/j/o1024076814670323989.jpg?caw=800)
内部の茶室
見学したい人は、造幣局の正門の受付で聞いてみてください。