大阪人は古いものを大切にしない傾向があります。そのせいか、古いものがほとんど残っていません。(大阪大空襲で焼き払われたことも原因かも知れませんが。)
 碑のみが申し訳程度に作られているだけです。
 
 しかし、ここ北区天満1の造幣局宿舎の敷地内に、江戸時代の天満与力役宅門が残っています。現存する唯一の建物です。
 
 
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                         天満与力役宅門
 
 東町奉行所配下の天満与力「中嶋家」の役宅門です。
 
 大正末期に現在地に移築されました。
 昭和23年に茶室として増改築され、その後、平成12年に老朽化のために再度改築されました。
 
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                             正面から
 
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                  改築した様子が良く分かる写真
 
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                            内部の茶室
 
 見学したい人は、造幣局の正門の受付で聞いてみてください。