日本美容衛生協会「衛生管理と清潔区分」
衛生管理と清潔区分 
「衛生管理」はサロンにおいて必要不可欠であり、当協会では定められた方法で衛生状態を保つことを義務付けています。
衛生管理とは、単にサロン内の掃除をして清潔を保つことではなく、施術器材を適切な方法で、一人分ずつ滅菌消毒を施したものを衛生的に使用し、それぞれの清潔区域に適した衛生状態を保つことを指します。
<衛生区域> 「無菌」「清潔」「準清潔」「準不潔」「不潔」に分けて対処します
【 無 菌 】
菌類が付着していない無菌状態の物品、空間を指す。
サロンにおいて、無菌状態での施術を行うことはなく、一般的に病院での手術の際に、器材・グローブなど、すべて滅菌された器材を使用して清潔操作で行われる。
※患者側からは、手術を行う範囲内は清潔区域になるが、医師側からは、感染源となりうる不潔区域になる。
ex) 白血病は「無菌室」で治療を行い、部屋の中すべての物品を高圧滅菌・またはガス滅菌されている。
健常者にとっては何でもない浮遊している雑菌でも、白血病患者にとっては、少しの雑菌でも体内に入り疾病が発症すると、重症化する。 このために、身の周りの物品類に付着した菌を滅菌消毒する必要がある。
【 清 潔 】
血液、体液など感染源になりうる汚染物が付着していない滅菌された状態を指す。
これらの滅菌された清潔物品を使って施術する事を「清潔操作」と言います。
協会認定スクール「ヴィズメイク」の施術開始前の器材は必ず高圧滅菌器(オートクレーブ)にかけ、滅菌状態になっているので「清潔の区分」に属する。
【 準 清 潔 】
消毒していないが感染源にならない物品類を指す。
カールクリーム・グルー・色素カップ・色素・施術前後に塗布するクリーム・ジェル・その他サロン周りは準清潔区分になる。
【 不 潔 】
滅菌されていない施術物品、感染源となりうる汚染物が付着している物品や空間、無菌または無菌物品を清潔区域以外に置いた場合も不潔扱いになる。
清潔区域の反転"手術時、手術を受ける患者側からは手術室寝台周りは滅菌された器材により清潔を保たれているが、施術を開始した器材は、血液や体液など感染源になりうる汚染物が付着するため、医者側からは不潔となる。