だいぶ間が空いちゃいましたねーー。
今はアイドルにも
歌唱力が必要な時代
になってきました。
歌唱力とか実力とか良く言いますが、
具体的にはどんなものか
●音程 ●リズム ●声量 ●音色の種類（表現力）
●音域 ●安定感 ●ダイナミクス（強弱法）
などが一般的によく上げられる項目です
自分にとってなにが足りないか？
真剣に歌に取り組んでいる人なら上記の項目の何が自分が弱いのかは
分かるはずです。
少なくともトレーナーと名のつく人ならそれくらいは分かるはずです。
問題はこの先です。
例えば声量が少ないとなった時、どうすれば改善されか
腹筋を毎日やる。 毎日声をだす。 毎日走る。 息をたくさん吐く練習をする。
腹式呼吸をマスターする。
よくトレーナーさんが言う内容です。
決して間違っているとは思いませんが、原因が分からずやっている場合が多いので、
遠回りな上に効果が薄いです。
どんなタイプの人に対しても、結局同じ事をやらせてしまうので、
運が良ければ効果が出るかも、といった感じですね。
声量が無いと言っても症状は様々です。
どのあたりの音程で声量が一番なくなるのか？
どの言葉でも同じか？
音圧が少ないのか？細いのか？
息の圧力が足りないのか？
声門閉鎖ができていないのか？
響きがこもってしまっているのか？
声帯の厚みが足りないのか？
喉の力みで響きが出ないのか?
姿勢のせいで喉に力みがでるのか？
口のあけ方のせいか？
など・・・
声を聞いただけでこれを判断するのは、
大変経験のいる作業で、人数と長年の経験を積んだ
トレーナーにしかできません。
そして論理的に考える力を持ったトレーナーにしかできません。
これは、音程、リズム、その他の項目も同じです。
精神論だけでは歌唱力は上がっていきません。 常に具体性が必要です。
上記の項目全てが整った後に、精神論がやっと出てくるのです。
適切な診断、適切なトレーニング法の選択で、問題解決していくのです。
現在、トレーナーについているが伸び悩んでいる方は
セカンドオピニオンを、
本などで勉強しているが伸び悩んでいる方、
自分自身でがんばっているが、なかなか問題解決しない方は
経験数の多いボイストレーナーの受診をお勧めします。