音程トレーニング | 年齢や素質で諦めさせないボイストレーナー牧野努のブログ

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16年間のボイストレーナー生活を元に、歌で悩んでいる方や行き詰っている方々のお役に少しでも立てればと思っております。年齢や素質だけで歌は決まりません。情熱と努力だけで乗り越えられる壁がたくさんあります。

VIZヴォイストレーニング

さて

前回に引き続き音程のお話しです。

 

みなさん発声練習でよくやるのは

「あ」ではないですか?

 

ボイトレで

「あーあーあーあーーー」

ってやってるイメージがあるでしょニヤリ

 

でも「あ」は実は音程の観点から言うと

結構、難易度が高いんですよね。

 

例えば

1-3-5-3-1ex.ドミソミド)

の発声を「あ」でやってみてください。

 

音が割りと繋がってしまい

音の階段ができにくく、3つの階段にならず

しゃくって音をとったりなど、

ぐなぐなになってしまう場合が多いです。

 

「あ」でやるなら、短く切って発声する方が

音程は分かりやすいでしょう。

 

でも音程の階段をハッキリ作るなら

「ま」や「ら」など

子音の入った言葉でまず

やってみるといいです。

 

「あ」は音程を変えるきっかけが作りにくく

首や喉を使って音程を変えようと

してしまいがちで、

変な癖がついてしまう可能性があります。

(音程を変えるたびに首や顎を

振って動かしている人がよくいます)

 

「ま」は唇きっかけで、「ら」は舌きっかけで

音程を変えようとするので割と喉に力が入らず

ハッキリと音程の階段を作れるケースが多いです。

 

M」や「R」以外にも自分のやりやすい子音を

見つけてみるといいです。

N」や「G」なども割りとお勧めですニコニコ

 

そうやって子音で音の階段を作る

感覚を練習をしてから、子音の無い

「あ」とか「お」とかの母音の発声をやると

音程がハッキリしやすいですよ爆 笑

 

慣れてきたら音と音の間を広げて

練習してみてください。

ピタッと音を合わせるのはなかなか難しいもんです。

 

是非試してみてくださいねウインク

VIZヴォイストレーニング

 

 

ではまた