自立+協調=自律 | びっくりビクセンBlog

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八代目によるビクセンの褻(ケ)

ビクセンでは、4月と10月とが人事異動の時期です。

この10月も数名の社員が昇進しました。

私の考える昇進とは、会社からの期待と

社員の自覚する自らの役割とが合致した時に

行われるものです。


ビクセンは少ない人数で、会社の多くの機能を

動かしています。

国内での営業活動をはじめ、海外での営業と

それに伴う輸出入貿易、国内外への物流手配、

研究開発(R&D)、企画開発、製造、検査、宣伝企画、

カスタマーサポート、デザインチーム、修理、総務経理、

システム、web管理などの機能です。

子会社も二つあります。


これらの機能を動かすには、各自一人一人の自律した

判断が必要です。

私は常に「あなたの役割は何か?」という事を

社員に問いかけています。「自覚した役割」は、社会人の基本だと思います。

私は仕事の定義を次のように考えています。

「仕事とは、自らの役割を発見し、行動を起こし、価値を生み出すこと」

仕事は、役割を見つけることから始めるものだと思います。


ところで、こうした自律した社員とはどういうものでしょうか。

私は、自分の仕事を自分だけで「こなす」社員が、自律した社員だとは

考えていません。自分で判断することは大事ですが

それに加えて、自分以外の人の為、自分以外の人の役に立つ

事が自律の条件だと思います。

「自律」とは自分をコントロールすることであって、自分だけで何でも

出来るようになることではありません。そもそも、会社組織は

自分だけではどうにもできません。


自律した社員が集まった会社は、お互いに助け合い、

支えあう組織になると思います。大切なのは自律した社員の

協調なのです。


今回昇進した社員は、自分の役割を自覚し、会社の期待を

理解していると思います。

もちろん「自律」を意識している事でしょう。

是非、正しく自律してもらいたいと思います。

がんばれ!