日食グラスに関し、すべての方にお礼 | びっくりビクセンBlog

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八代目によるビクセンの褻(ケ)

あっという間に6月が終わろうとしています。

5月21日の金環日食、

6月6日の金星の日面経過、

どちらも遠い昔のことのようです。

まるで、高速道路で車を飛ばして

急いでいるつもりでいたのに

新幹線に乗り換えてみたら

距離感がまるで違った時みたいです。

(わかりにくい例ですが)


なので、6月が終わってしまう前に

多くの方にお礼を申し上げておきたいと

思います。このまま走り去ってしまう前に。


まず、今回ビクセン製造の日食グラスを

ご購入いただいた皆様にお礼を申し上げたいと

思います。特に、日食を見た後その感想を

メールやツイッターで頂いた方には、

大きな財産を頂きました。貴重な天体現象を

皆さんと共有できたようで、嬉しかったです。


また、日食グラスの販売をともに進めていただいた

得意先様、ご協力いただいた販売店様にも

感謝申し上げたいと思います。

日食は、地球レベルでは頻繁に起こりますが

日本を縦断する金環日食で、8000万人が

同時に体験できることなど、有史以来初めてで

かつ我々の人生においては今後もありません。

これほど経験の役に立たないイベントは

滅多にあるものではありません。

そんな状況の中、ビクセンとお取引頂きまして

ありがとうございます。


先日、とある本屋さんで領収書を貰ったところ

「(日食グラスの形を指で作って)あのビクセンさんですか」

と聞かれました。私が「はい」と返事をすると

「日食のときはありがとうございました」とお礼を

言われました。本当に嬉しかったです。

こちらこそありがとうございました。


日食グラスの製造にかかわった方にも

お礼を申し上げたいと思います。

120種類のデザインには、多くのデザイナーの方に

お世話になりました。納期などいろいろな無理も

お願いしました。おかげで、デザインフルな日食グラスが

実現できました。

印刷や組立にもこの1年無理をお願いしてきました。

色校正のやり取りは何百回にも及びました。

一つのデザインに対して、幾通りもの色校正を

頼んだこともありました。

組立には、通常以上の安全性とそれに伴う

検品をお願いしてきました。納期も厳しく、検品も

厳しいという無理難題にも挑んでいただきました。


最後に、弊社社員にも感謝したいと思います。

2009年の皆既日食に比べ

2012年の金環日食では、多くの面で

成長してくれました。

販路の開拓、商談等の営業面

入荷、保管、出荷の物流面

広告、宣伝、イベントなどの企画面

デザインの管理、発注の管理、納期の管理

出荷の管理など通常の仕事以外の

仕事は相当に負担をかけてきました。

それらを事故なくこなしてくれたことは

本人たちと同様に会社にとっても

自信につながります。

ありがとう。


ここで触れていない方にも

お礼申し上げなければいけないことは

多くあると思います。

貴重なアドバイスを頂いた方

いつも応援していただいている方

多くの方に改めてお礼申し上げます。


ビクセンは、既に次の目標に向かって

走り出しています。天体望遠鏡の

製造部門は、日食グラスには直接かかわって

きませんでしたが、多くの方への

感謝の気持ちを行動に移すための

主役となる部門です。


この夏、天文に興味を持つ全ての方のために

ビクセンは、引き続き努力を続けたいと思います。

感謝。