時代が変われば価値観は変わる。

戦争中、アメリカは敵でした。1945年に日本は敗戦してからアメリカを大好きになりました。
教科書は黒ペンで塗りつぶされて新たに改訂されました。

 黒ペンで塗りつぶされる前の教科書


黒ペンで塗りつぶされた教科書というのは大きく異なります。

価値観なんて時代によって変わるのです。

いま書いてある教科書の内容だっていつ変わるかわからない。
でも、人は自分の価値観や道徳観を信じて生きています。
それがどれ程のものでしょうか?

公務員以外は結婚相手に値しない、なんて言う親や、東大以外は大学ではない、だとか色々な価値観を人は持っています。それを確証バイアスといいます。
バイアスとは偏見のことです。

確証バイアスの怖さは言わずもがなで、第二次世界大戦時にドイツのナチスはユダヤ人に対して何百万人という規模の大虐殺を行いました。理由はユダヤ人だからという理由でした。
例えば、日本人だからという理由で我々が殺された事があったら、今頃どんな民族になっていたでしょうか?そのような理由で家族を殺されたらどのように思うでしょうか?
衣食住が満たされているのが幸せなのでしょうか。もし、そうであるならば、なぜ人の心には孤独が宿るのでしょうか。

なぜ私には後進国の子供たちの方が、笑顔が素敵に見えるのでしょうか。

人は知恵の実を食べてしまった。情報の多さは空虚感を広げるだけ。ケータイは寂しさや虚しさを製造する機械だと私は思う。情報という霞を払って神様に祈りましょう。無心になって、かんながら(神様のおぼしめし)を感じましょう。

世界はそれほど怖くない。臆することなく歩を進めよう。傷つくのは誰だって嫌なもの、であるならば他人を、傷つけることなく生きよう。
それが最低限の普遍的な道徳観のように思う。
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