ハスキーボイスのJames bayのholdbacktheriverは素晴らしい音楽だと思うのはやはり歌詞の詩的さと声であるよな、と炬燵でだらだらしながらGoogleChromecastの素晴らしさを再認識しながら思った。
 久しぶりに先ほど、映画を見たのだが、その名はthe raid 2というインドネシアのそれで、なぜそれを見たかというと松田龍平が出演しているからである。出演シーンは少なかったが、空気が優作に似ていてやはり遺伝子というものは抗えないのだな、と呆然と思った。なぜ、呆然としたかというと、アクション映画を久方ぶりに見て、わりと疲れますな、と再認識したからである。特に得るものはないがそのような無駄な時間の積み重ねが人生であるような気もするので、まっいっかと己を慰める。
 この頃、よく思うのは田舎主義と都会主義の人間たちの差異である。田舎に住まいしものはすぐに群集を作りて己を正当化する。都会主義の人はクールなので人との距離が遠い。群集になろうとも田舎主義の方々までは近づかない。この人間関係の距離感というものは非常に面白いと思う。私的見解だが、個というものをしっかりと有さないものは他者に依存する傾向があり、他者ありきの己を愛する。個をしっかり有するものは他者がなくとも自己を正当化できる。それは日本人と外人の違いを考えるとわかりやすい。
 日本人は農耕民族ゆえに群れをなす。つまり、他者を気にし他者の中に己を見る。外人は特に狩猟民族であった方々はそうはならない。そして、神の存在も大きく起因する。
 私は人間には必ず神が必要だと思う。自己を神に許され癒される時間を有すれば他者に依存せずにすみ他者の時間を奪取する事も無い。それ以外の雑念も減る。神については日本人も昔はしっかりとした思考を持っていた。いつの頃からか神や宗教というものを遠ざけるようになった。神のいない国民は道徳の基本が根付き難い。
 つまり、いまの親というものは沢山の勉学が必要になる。そのような覚悟がない親たちが毒親と言われ子供から忌み嫌われ家族というもっとも重要な小集団は崩壊する。
 今はきっと家族というものを思考し在り方を問いただす時代になっているのだろう。