「委ねる」
ということはとても難しい。

自我が邪魔をする?
不安や心配が多い心では特に難しい。
だが、それも全て自分のせいである。己の主人になればそんな事はないはずだ。
って、ジェームス・アレンみたいな事を思ったりもする。理想は儚く散る花のよう、現実はいばらの道。
散り行く姿をいつもぼけっと見ていた過去。もしかしたら、それがいけないのかもしれない。散った理想に感謝して、いまいる場所で後ろを振り向いてみる。
そこにはのたうちまわった自分の姿が倒れている。弱かった部分が強さに明日を託す。元気でな、まぁがんばれよって、鼻から血だして言っている。
抱きしめたくても、もうそこにはいない。ゆっくり前を向いて背中にそれをしょってくしかない。あぁ重い、かったるい、なんて思うかもしれないけど、振り向いた結果、無残な姿見てるから、やってやるよ。進んでやる、過去の自分のためにこのいばらの道を進んで行く。
明日また無惨な自分が横たわる事を知りながらも、前を見て大地を蹴る。
 
大地に刻まれた四つの言葉たち。

メメントモリ
原点回帰
今を生きる
タオ


【善悪において一個の創造者となろうとする者は、まず破壊者でなければならない。そして、いっさいの価値を粉砕せねばならない。 ―― ニーチェ 「このひとを見よ」】