こんばんは
漢方療法師 淑木〜hideki〜です♪
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秋は、「食欲の秋」というくらいグルメを楽しむ季節ですね!
食欲は本能の一つですが、食べたいからといってお腹いっぱいに食べるのはよくなさそうです。
昔から「腹八分は医者いらず」ということわざがあるとおり、腹八分は健康に適切な量だと考えられています。
しかも
腹六分は老いを忘れる
腹4分は神に近づく
という続きがあります。
いかに少食が大切なのかがわかると思います。
食べたものを消化するには、エネルギーを使うので食べる量が多ければ多いほど、消耗が激しくなります。
また、消化をするときに発生する活性酸素は生活習慣病になる原因の一つだと言われています。
そうはいっても。。。
この季節は他の季節に比べて食欲が増し気味になりやすいので漢方薬の出番が必要になりそうです‼️
この時期のオススメ漢方薬は『半夏瀉心湯(はんげしゃしんとう)』です。
半夏瀉心湯は3つの働きがあります。
①温める
②冷やす
③気を巡らせる
この3つの働きが、何故、胃腸に必要なのでしょうか???
胃腸には温かい部分と冷たい部分があります。
なので、熱の持ちすぎには冷ます必要があり、冷えに対しては温める必要があります。
半夏瀉心湯は一つの処方の中に温める生薬と冷やす生薬がバランスよく配合されています。
また
中医学で胃腸を『脾胃(ひい)という概念で捉えています。
『脾』は食べたものを消化させてエネルギーに変える役割を持っています。これを臓(ぞう)といい、『胃』はそのエネルギーを蓄えたり運んだりする役割を持っています。
これを腑(ふ)といいます。
『脾』は五臓の一つ、『胃』は六腑の一つで表裏の関係にあります。
『脾』は上部にベクトルを持っていて『胃』は下部にベクトルを持っています。
このバランスが崩れると吐き気や嘔吐、下痢という症状がでてきます。
半夏瀉心湯は『脾』と『胃』のエネルギーバランスを整えるので、食べ過ぎたかな?と思ったら『半夏瀉心湯』の力を借りるのも一つかもしれませんね^_^
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