スペイン生活10年目
日々のアレコレ・生活の質を上げるヒントをお届け
こんにちは、マドリード在住のユミです
先日はマドリードで働いている語学学校での旧正月イベントについてお話をしました
今日も引き続き、そのイベントに関することをご紹介させていただこうと思います
(学校の入り口を入るとすぐに大きな黒板があって、干支の辰が描かれています)
前回のブログではイベントで準備した料理やアクティビティーについて話しましたが、今日は旧正月イベントに合わせて、学校で開催している年賀状コンテストについてです。
年賀状は日本の文化なので、もともとは日本語のクラスをとっている生徒さん向けのコンテストだったのですが、中国語・韓国語を勉強している生徒さんでもイラストが上手な方がいて、「参加したい」という希望もあり、今年から学校の生徒さんなら誰でも参加できるようになりました。
参加する方は絵が好き、それから上手な方が多いので、とても競争率が高いです。
ちなみに、1位になると1か月クラス無料、2位は日本レストランの2人分チケット、3位と4位はマドリードで行われるジャパンウィ―ケンドというイベントの入場券がもらえます
12月の後半から生徒さんに声をかけ始め、参加したい方に年賀状より大きめのサイズの画用紙を渡します。日本語1年生と2年生はクラスの中で年賀状の書き方を一緒に練習します。
干支について説明したり、縦・横の年賀状の書き方、「あけましておめでとうございます」や「今年もよろしくおねがいします」なども併せて勉強します。
日本語3年生以降は、画用紙のみ渡して、自宅で書いてきてもらうことになっています。
1月の後半になると学校の受付の横にある「集いスペース」に張り出されます。
スペインらしく、個性的な作品がとても多く、色使いも鮮やかで見ていて元気になるイラストが多かったです。
折り紙を使ったこんな面白い作品や、
写真では分かりにくいですが、ちぎり絵と切り絵をミックスさせたような大変手の込んだ作品も見られました。
みんな上手すぎて、本当にびっくりです
こちらは私の日本語5年生の学生さんの作品。繊細なタッチが素敵ですね
こちらも私の学生さんのもので、彼女は日本語4年生です。水彩画の柔らかさと優しい色の配色に癒されますこちらはコンテストで2位に輝きました!
そして、生徒さんの投票により選ばれたのは、こちらの作品
全部で6枚貼り出されていますが、下の2枚は先生間の投票で選ばれたものになります。
本当にどれもよく書けています。中にはイラストレーターの方やイラストを勉強している方もいるので、本当にレベルが高くて、見ごたえがありました。
こんなに上手に絵が描けるなんて本当に羨ましいです
普段見ることが出来ない生徒さんの一面も知ることができるいい機会になります
また来年の年賀状コンテストが楽しみ
最後まで読んでいただき、どうもありがとうございました。
《おまけ》
みんなで稲荷を作った一コマ。
大変だったけど、なんだかんだ楽しかったな