見えない糸
最近、わたしが冷たい。
彼に対して冷たい。
彼も、どうしてわたしがこんなにも素っ気無い態度に出るのか、
その理由が分からず困惑しているよう。
そりゃ、分からないでしょう。
だってわたしも分からないもの。
何故にこんなにも冷たい態度になってしまうのか。
ただ、今の状況を作った最後の決め手は
つい最近、此処にも書いたこと。・・・なのは確実。
それによって、最終的にわたしの中に残っているのは
何とも形容し難い、居心地の悪い気持ち。
平たく言うと、がっかりした。
失望した、と言うにはまだ少し早いかな。
でも、失望するには早いと書くように、
まだまだ挽回出来る段階にいるのですよ。
ただ少し、いつもより時間がかかりそうなだけで。
次に寝て覚めたら、そんな事はすっかり忘れて
恋しさと愛しさが心に溢れているかも知れないけれどね。
周知の仲となったからには、
一時的な感情で終わりを告げるなんてことは、そう出来ないこと。
見えない糸で二人が繋がっている今だからこそ、
お互いを見直す良い機会じゃないかなと思う。
今くらいは、この関係に甘えさせてもらってもいいだろうか。
嗚呼。
これがマリッジブルーですか。