ヌケサク的な
男の人って出掛ける時は身軽ですよね。
手荷物って、ボトムのポケットに収まるほどの物。
Tさんと何処かへ出掛ける時
大抵、彼の荷物はわたしの鞄の中に入れる。
荷物と言っても、携帯と財布のみ。
付き合い当初の頃は、自分でポケットに入れていたのだけど
座るときや車に乗る時、お尻で踏まないように
テーブルの上に出すのが結構面倒臭いらしい。
財布は二つ折りタイプだから、
余計にポケットで幅を取るのかなとも思う。
それで、今回もいつものように
会ってすぐに彼の携帯と財布を、わたしの鞄へIN。
そのまま外出したものの、特に財布を出す用事も無くて
出先から彼の部屋に戻って、夕飯を頂いて一緒に過ごした。
その日は珍しく、
わたしが自分の車で彼の家まで出掛けておりました。
理由は、彼の車が点検に持って行かれてしまった為。
いつもはTさんが車で迎えに来るのですが、今回はそれがない。
「電車でこっちまで来る?」と彼。
「え、車で行くよ。駄目なん?」
「・・・うーん・・・・・・」
彼はわたしが車を運転することに少々否定気味。
理由は「走り慣れてない道は危ないから」だそう。
自分で走った事はないけど、
この1年半何度も往復した道なのでよーく覚えてます。
最終的には「仕方ない、安全運転でゆーっくり来て」とのこと。
で、特に問題もなく無事に到着したのです。
で、話が反れましたが。
彼の荷物の話に。
そんなわけで、帰りは彼の家を出発して一人帰路に。
Tさんに見送られるのは、何だか変な感じ。
そして、いつも送る側のTさんも変な感じで。
家に着いてから少し経った頃、
Tさんから着信が。
何やら少し疲れたような声。
話を聞いてみると、彼のヌケサクっぷりがよく分かる出来事が(笑)
わたしを見送ってから、
そこで財布と携帯を預けてた事を思い出したそうで。
「ぅおお!預けたままや!!」っと慌てて、
そこに居合わせたお父さんもびっくりして、
「彼女の携帯鳴らせ!」と言われたけれど
携帯が無いとわたしの番号も分からず。
どうしよう・・・と困り果てながら、ふと自分の部屋に戻ってみると。
そこには彼の財布と携帯が。
そうです。
ちゃんとわたしは置いて帰りました。
と言うより、部屋に戻ってすぐに鞄から出してた。
それに全く気付かなかったTさん。
「あー、親父。ちゃんと置いてあったわ」と息子は脱力。
「しっかりした子やな、」とお父さん。
その後、肝を冷やしたTさんはぐったりだったそう。
一声掛けなかったわたしも悪いですが。
彼は結構、ヌケサクです。