不埒な夢
とても、おかしな夢を見た
夢の中でわたしは
ある人と会う約束をしていた
そのある人というのは、
特定出来ない誰か、というわけではなくて
わたしもよく知っている、けれど実際に会った事のない人で
勿論、その人もわたしの事は知っているが、会った事はない
そんな薄弱とした関係の二人
どんなきっかけがは知らないけれど
とにかく、わたしとその人は会う約束をしていた
恋人を待つように、どきどきとしながら
わたしは約束の時間を待ち侘びていた
そうして
約束通り、わたし達は初めて顔を合わせた
照れながら、ぎこちなく話すのかと思いきや
初めましての言葉は似合わないほどに、
例えるなら、久しぶりに再会した同級生のように、
すぐに二人は打ち解けていた
実際に顔を合わせたその人は
わたしがそれまで、
尊敬や憧れめいたものを募らせていた姿そのままで
その姿があんまりにも眩しいから
そこで、おかしな感情が沸き上がった
もっとこの人を知りたい、近くに行きたい
…と
視線が交わっても、目を逸らすことなく
見つめ続けて見つめられて
微笑まれたら、それだけで胸が熱くなり
傍から見れば二人の姿は
長い月日を経て、漸く逢瀬を重ねた恋人同士のようだった
わたしはこの人に恋をし、恋をされているんだ
と、確信めいた思いが駆け巡る
視線が絡んで
距離が縮まり
唇一つ、結ばれたことが
この上なく幸せで
一体どうしたんだろう、自分は
わたしが求めるべき人はその人ではないでしょうに
その人が愛おしむのはわたしではないでしょうに
なんて不埒な思いだこと
どうしてこんな夢を見たのか、分からない
今夜また眠りにつけば、その続きが見れるのかな
目が覚めた時
どうしようもなく胸が痛くなった
一日、ぼんやりとこの夢について考えていた
どんな意味が込められているんだろう
こんな夢は初めてだ
夢の中でわたしは
ある人と会う約束をしていた
そのある人というのは、
特定出来ない誰か、というわけではなくて
わたしもよく知っている、けれど実際に会った事のない人で
勿論、その人もわたしの事は知っているが、会った事はない
そんな薄弱とした関係の二人
どんなきっかけがは知らないけれど
とにかく、わたしとその人は会う約束をしていた
恋人を待つように、どきどきとしながら
わたしは約束の時間を待ち侘びていた
そうして
約束通り、わたし達は初めて顔を合わせた
照れながら、ぎこちなく話すのかと思いきや
初めましての言葉は似合わないほどに、
例えるなら、久しぶりに再会した同級生のように、
すぐに二人は打ち解けていた
実際に顔を合わせたその人は
わたしがそれまで、
尊敬や憧れめいたものを募らせていた姿そのままで
その姿があんまりにも眩しいから
そこで、おかしな感情が沸き上がった
もっとこの人を知りたい、近くに行きたい
…と
視線が交わっても、目を逸らすことなく
見つめ続けて見つめられて
微笑まれたら、それだけで胸が熱くなり
傍から見れば二人の姿は
長い月日を経て、漸く逢瀬を重ねた恋人同士のようだった
わたしはこの人に恋をし、恋をされているんだ
と、確信めいた思いが駆け巡る
視線が絡んで
距離が縮まり
唇一つ、結ばれたことが
この上なく幸せで
一体どうしたんだろう、自分は
わたしが求めるべき人はその人ではないでしょうに
その人が愛おしむのはわたしではないでしょうに
なんて不埒な思いだこと
どうしてこんな夢を見たのか、分からない
今夜また眠りにつけば、その続きが見れるのかな
目が覚めた時
どうしようもなく胸が痛くなった
一日、ぼんやりとこの夢について考えていた
どんな意味が込められているんだろう
こんな夢は初めてだ