いきなり冬のような寒さになった昨日は…
食卓に松ぼっくりのリースを飾って
キャンドルに火を灯してみました
そしてお料理はたまーに食べたくなる
フランスのあったかい素朴な豆料理
カスレ
フランス南西部の郷土料理
白インゲン豆と豚肉や鴨肉、ソーセージなどを
カソールという土鍋に入れて
オーブンで長時間煮込んだ言わばお豆のシチュー
フランスのとても素朴な田舎料理です
虎豆
こんな模様がなんだか妙に可愛くて
見つけると買ってしまう「虎豆」
甘みがあってホクホクで美味しい
柔らかくてとても煮やすいお豆です。
インゲン豆の一種で
concord poleコンコード・ポールという品種
明治時代に
マサチューセッツ州コンコードから導入されて
北海道の北見地方で栽培が始まったそうです。
虎豆の甘〜い煮豆が好きなので
煮豆を作ろうと用意しておいたのですが
お肉屋さんで生ソーセージを見たら
お豆とソーセージでカスレが食べたくなり
久しぶりにカスレを作ることなったという訳です
ごめんなさい
カスレのお料理中の画像
全く撮り忘れてしまいました
お豆は、たっぷりの水で一晩もどし
30分ほど茹でておきます。
お鍋にオリーブオイルでにんにく、
玉ねぎ、セロリをいため
そこへ茹でておいたお豆と
塩、胡椒して焼いた豚肉肩ロース、鳥手羽元
角切りのベーコン、ブーケガルニ、
トマトの水煮、ブイヨンキューブ
材料がヒタヒタになる量の水やワインを加え
コトコトと煮ること1時間ほど
最後に生ソーセージを加えてさらに15分
塩、胡椒で味を調えたら出来上がりですが
本来カスレはオーブン料理
ちょっと焦げたところがまた美味しいので
耐熱皿に入れて220℃のオーブンで10分ほど
焼き目がつく程度に焼きました
寒くなったので
お野菜は、体が冷えるサラダではなく
温野菜にして…
ガスコンロのグリルで
かぼちゃとモロッコインゲンを焼き
ズッキーニのパスタ風などを前菜に
カスレ、見た目はちょっとアレですけど
いろんな旨味がたっぷり詰まった
お豆好きにはたまらないお料理です
虎豆…
美味しいお豆のある幸せに感謝です