先日のこと、久しぶりに新国立劇場へ
美しい歌声に酔いしれて参りました
ワーグナーのオペラ
ホームページに初日の動画が紹介されていますよ
「ニーベルングの指環 」四部作の最終章
上演に正味4時間半もかかる大作です
休憩をはさむと6時間を超える長い公演
出演者はさぞ消耗することでしょうね。
長いかと思いきや
すっかり「指環」の世界に入り込んで
あっと言う間でした
このオペラを作ったワーグナーは
19世紀のドイツを代表する作曲家
楽劇王とも言われています。
ほとんどのオペラは台本から音楽まで
彼の自作だそうです。
ワーグナーの音楽の大ファンだった
かの有名なバイエルン国王のルードヴィッヒ2世
彼は、ワーグナーの「ローエングリン」に衝撃を受け
すっかりワーグナーのオペラの虜になってしまいました。
ワーグナーをミュンヘンに招聘し
惜しみなく資金提供して
彼の音楽活動をサポートしていたそうです。
この「ニーベルングの指環」を上演するために
バイロイトに劇場まで建ててしまったんですって
バイロイト祝祭劇場
ここは、21世紀の今でもワーグナーファンの聖地
年に一度のバイロイト音楽祭には
世界中からワグネリアンと呼ばれる
ワーグナーファンが押し寄せるんです
そんなワグネリアンも
今、新国立劇場で上演中の「神々の黄昏」を聴いたら
本当にワクワクだと思います
公演は10月17日まで
是非おすすめです
素敵な音楽を楽しめる幸せに感謝です