初日はアラモアナ近くの学校で顔合わせと色んな約束事、授業の説明でした。
先生は青い目、金髪のクリスティーン。
旦那さんが日本人なので日本語ペラペラです。
生徒さんは同年代が1人、年上が1人、あとは年下のギャルばっかり10名でした。
軽く自己紹介。
月曜日から土曜日まで10時間詰め込み学習なのですが
5時間でも欠席したらアウトという厳しい修行です。
翌日からいきなりスタートとなりました!
朝5時に起きて体整えてワイキキのビーチをてくてく歩いて目的地へ。
8時にはみんなで先生を囲みヨガの哲学を1時間学びます。
クリスティーン先生は初めに言いました。
「ヨガって何?」
私は戸惑いながらも「エクササイズ?」
「うーん、間違ってるけど、許してあげましょう!」
他にも色々な答えが出ましたがクリスティーン先生は違うと言い
「ヨガとは生き方そのものです」
そんな大きなものなの???目から鱗でした。
現代社会ではマインドが忙しく動き魂の声に全く耳を傾けていられない状況、肉体も衰えがち
マインド、肉体、魂3つを繋げる役目をするのがヨガだそうです。
アサナで動き、瞑想し、マントラを唱えることで
中を整えていく。
生命力であるプラーナは3つのバランスが取れてないと外に出ていきがちで、外に出て行ってしまうと疲れがちだったりネガティヴになりがちで、
ネガティブになると呼吸が浅くなり胸も閉じてしまう。
目を瞑って無になり一点集中しながら瞑想し呼吸に意識を向けることによって逃げて行ったプラーナを自分に取り戻していくことができる。
ヨガとは何?
自分とは何?
という疑問を毎日持っていて下さい。
クリスティーン先生はそれから3つの宿題を出しました。
1.常に自分を観察する
2.自分を批判しない
3.アサナを見て頭の中で整理する
それからクリスティーン先生のヨガが始まります。
現地の人も参加できるのでいっしょにやっていきます。
クリスティーン先生はヨガを始めるとき
「今日も自分に優しくヨガをしていきましょう」
毎回言います。
体を丁寧に優しく動かす愛に溢れたヨガでした。
時に遊びを加えたチャレンジポーズも楽しかった。
こうやって書いて思い出すたびクリスティーン先生に会いたくてまたヨガをしたくてたまりません。
ヨガが終わったら種明かしタイムです。
また輪になって今回のヨガはどのポーズがピークで
ピークに合わせてどんな準備が必要か、ピークが終わったらどんなクールダウンが必要か
懇切丁寧に教えてくれました。
濃厚な3時間を終えて昼ごはん、ホノルルまでの移動を兼ねて休みを挟み、
午後はアラモアナ近くの学校でアサナ、サンスクリット語、アーユルヴェーダ、解剖学などの座学へ入ります。
担当はマリ先生、みずほ先生、さおり先生でした。
マリ先生は毎回お菓子を下さるんですが、ハードな腹筋運動をさせられるのでツンデレの波状攻撃と密かに呼んでました。
みずほ先生はアシュタンガヨガに傾倒されてて体の動きが柔らかい、アーユルヴェーダの情報が凄くてとても面白い先生でした。
さおり先生は解剖学専門でマシンピラティスを専門とされていました。眠くなる解剖学なのにとてもわかりやすく的確な言葉で導いて下さって目から鱗でした。
自分の体を知るという事の大事さを教えてくださりました。
ヨガとは生き方。
自分本来の魂と肉体とマインドを繋ぎ
無条件の喜びを与えて維持することができる。
ヨガのほんの触りの部分をノックし始めた日々が始まりました。
続く。