今日(5月10日)のサンデーモーニング(TBS)で検察庁法案改正の定年延長問題が説明されていました。前からこの問題は三権分立の根幹を崩すもので民主主義国家から独裁国家への移行をしていくための重大な布石の一つだと思っていました。自ら犯す違法を一切裁かれない、逆な言い方をすればやりたい放題ができる独裁国家を築くことができる法案です。

 

 私は、今まで安倍内閣を批判してきました。今は安倍首相個人が本当に信じられない嘘を平気で言える人間なのだ、と心底思うようになりました。こういう人間もいるのかというくらい人間性を信じられなくなりました。以前ブログで「云々」を「でんでん」と読むくらいひどいと馬鹿にしていましたが、半分は誰でも完ぺきではないと心では思っていました。今は安倍首相は無知、無恥を地で行っている人だと確信を持つようになりました。

 

 この人が私たちの国の代表かと思うと本当に恐ろしくなります。コロナの対応も今になって泡食っていますが、経過を見ると国民を心配するどころか、思い付きで発言したり、数分の対策会議出席後退席して宴会の連続、自宅でのうのうと過ごしているビデオを流したり国民の命と自分の生活とどちらが大事なのか疑います。恐れ多くも一国の責任者ですよ、この人が。

 

 そして今、多くの脛に傷を持つ身、森友、加計、桜を見る会。それにプラスマスク疑惑です。国民の命がかかっているこの時期にマスクを利用した疑惑が発生。これらの犯罪的行為を一

切無罪にするための対策が検事の定年延長法案です。

 

 それにもう一つ書き加えたいと思います。憲法改正をして緊急事態条項を画策しています。

 

 現在コロナで自粛要請をしていますが、これはあくまでコロナ対策で私たち国民も状況をみて不自由な生活ながら仕方なく協力しています。この不自由さを、安倍首相個人の判断で反体勢力を抑えるために強制され逮捕までされたらどうでしょうか?まるきり基本的人権が侵されてしまいます。まさに戦前に逆戻りです。

 

 このような安倍政権の火事場泥棒的な犯罪的行為を許してはりません。

今、コロナが大事で安倍政権を批判などするのはおかしいなどという人もいます。これはNHKをはじめとして多くのメディアがほとんど真実を報道していないから出てくる言葉です。真実を知ったら国民はそれほど馬鹿ではないです。安倍首相を神輿に担ぎ上げて戦前回帰を目指している人達も少なからずいます。もっと私たちも声をあげましょう!なんとしても安倍首相の戦争を起こそうとする隠された狙いを阻止しなくてはなりません。

 私が東京から千葉県に引っ越してきたのは約45年前。その時千葉県というのはまだ現金で票を買っているのかと驚いた。

 今回の「桜を見る会」はそれ以上の選挙違反、買収ではないか!税金を使った有権者接待。とんでもない。それをそんなことを、とかつまらないことでいつまでも反対していて、などと平気で口にしているTVの司会者、コメンテーターがいる。

 闇のお金をもらったとして芸能界から追放された芸人もいるのに安倍首相に至っては森友、加計問題、公文書の改竄までしたのに、そのまま何食わぬ顔で通っている。

 メディアに干渉して放送局に圧力をかけまともな発言をする人を排除しようとしているし現に排除された解説者や司会者もいる。

 

 不正や安倍内閣に不利の報道はほとんどししなくなっている。北海道での安倍首相の街頭演説にヤジを飛ばした女性が五、六人の警察官に取り押さえられている写真をFBで見たがTVのニュースでは見なかった。嫌韓を煽り韓国の法相の問題ばかりをどのチャンネルでも取り上げていた。モリカケ問題の方がよほど問題なのにとTVを見るのも嫌だった。

 

 第二次大戦は、治安維持法により国民の自由な発言、集会を徹底して監視して戦争に反対するものを取り締まっていった。

 

 今まさにメディアの統制、まっとうな行動、発言への白い目。国全体が安倍内閣になってから恐ろしいくらい変わってきている。大政翼賛会と同じようになってきている。

 

 個人的に中傷したくはないが「云々」をでんでん、「背後」をせいご、「画一的」をがいちてきなどと読む首相である。憲法9条を改正などと言ってほんとの目的は「国家緊急事態法」である。香港の覆面禁止法などが首相の一存で好きにできる法律である。

 

 日本は平和だなどと言って浮かれている場合ではない。40%以上の支持率があるなんて信じられないが、これが事実とすれば恐ろしい。日本人の民度はかなり低くなっているのは事実だ。

 その実態を表す数字として

 報道の自由度(国境なき記者団調査) 2019年 日本67位(韓国41位・中国177・北朝鮮179)

 国民の幸福度(国連関連団体調査)  2019年 日本58位(韓国54位・中国93)

 

 今回の「桜を見る会」を絶対に許してはならない!良識ある人は立ち上がってください!

再び戦争を始めようとしている人たちと、その環境が作られてきています。

一度戦争が起きたらもうあとへ戻ることはできません。何としても阻止しましょう。

 

 

 

 

小学生のころ社会科の授業で戦争について触れるとき人ごとのように思っていました。とても戦争が起こるとは想像だにできませんでした。

それが成長して「戦争を起こそうとする人がいなかったからでなく、したくてもできない環境があったから」だということに気がつきました。

そして今、この時期、非常に危機感を感じております。

 

安倍首相は総裁選三選を目指して立候補しました。今まで羊の皮を借りて隠していた憲法改正を表面に押し立ててきました。これは自信の表れか、国民を甘くみた態度かどちらにしても、私たち国民を馬鹿にしております。森加計問題それに伴う公文書改ざん。公文書改ざんでは国がこんなことをするのかとほんとにびっくりしましたが、国民はいずれ忘れるとたかをくくっております。その間NHKに対する放送の私物化、放送局への干渉等で真実が知らされないまま有耶無耶にされています。デモなどの報道はほとんどされません。

 

安倍首相は口では国民のためと言っていますがその政治姿勢はまるきり反対です。憲法を無視した秘密保護法、集団的自衛権の行使を認める安保法案これらの戦争法案、そして仕上げとして戦争ができる国にするための憲法9条の改正を掲げております。国民にとって大事な法案を十分な議論もせず強行採決を続けてきました。

 

国同士が一旦武力衝突をしたらもう後戻りできません。わたしは自民党支持者ではありませんが、石破氏が立候補を表明してほんとに勝ってほしいと思いました。その石破氏は「正直、公正」とキャッチフレーズを掲げたら個人攻撃だと言われ引っ込めてしまいました。まるで「不正直、不公正」だと宣言しているようなものです。引っ込めた石破氏にも失望しました。「こりゃだめだ」という思いです。

 

森加計問題のような大問題、韓国では大統領の弾劾がされているのに日本は何事も無いように大手を振って通れる。「美しい国を作る」だなどと情緒的な感情で安倍首相を三選させたら日本は大変な国になってしまいます。「戦前回帰」を目指しているのです。今ここで起ち上がらなくてはほんとに取り返しがつかなくなります。自分のできることを一人ひとりがやっていくことが大事です。

 

湯川れい子さんの「歌で憲法改正を阻止する力を広げましょう」、というFaceBookでの呼びかけに賛同して、シェアさせていただきました。

私たちの国は安倍氏個人のものではありません!国民の7割は安倍内閣の政治に反対しています。国民の力を結集してなんとか憲法改正を阻止しましょう。