●チェコで一番美しい町チェスキー・クルムロフ
チェコの旅Part3は、南ボヘミア地方にある世界遺産チェスキー・クルムロフです。丘の上のチェスキー・クルムロフ城を囲むように並ぶ赤い屋根の家々、町の中を流れる澄んだヴルタヴァ川、ボヘミアの森の深い緑。私はこういう町が大好きですね。
♪ボヘミア~ン破れかけのタロット投げて~(ボヘミアン/葛城ユキ)、♪Mama、ウウウ~(ボヘミアンラプソディー/クィーン)。ボヘミアンとはチェコの東側のボヘミア地域(人・モノなど含む)のことですが、調べてみると俗語で「自由奔放に生きる人々」を意味するとあります。西ヨーロッパのジプシー、東ヨーロッパのボヘミアン。ヘイトにならないように「自由に生きる人々」と柔らかい表現になってますが、むかーしは「定住地を持たずに生きる流浪の民」とシビアにいわれてました。東ヨーロッパは中央アジアの遊牧民の流れがあるからでしょうか? そして、東と西が融合するチェコ、ハンガリー、ポーランドあたりは美男美女が多いと言われています。ざっと見た印象ですが確かにそうかもしれないです。ま、ここからは個人的見解ですけど、とびっきりの美男美女に遭遇したわけではないんですが、なんか、ブス・ブスメンがいないなと思いましたww
※町の入口
※町のメインストリート
以前チェスキー・クルムロフを紹介するTV番組がありました。たしか「世界ふしぎ発見」だったかなあ?? このチェスキー・クルムロフ城には、14世紀の当主ロジェンベルク家の娘が夜な夜な現れることで有名らしいです。ヨーロッパはそういうところが多いですね。古城ホテルとか修道院を改装したホテルとかに泊まる時、霊感の強い人は気をつけた方がいいですよ。
※チェスキー・クルムロフ城
「だまし絵」の町としても有名です。家の壁のレンガとか窓枠とか本物ではなく描いてあるんです。風情あるレンガ造りの家かなと思って近づいてよく見るとレンガ模様を描いているだけ、とかねw 例えば下の写真。門の左の建物は白い石材を積み上げたよう描いてあるだけ。城の塔の壁面もそうですねww こういう「だまし絵」のような家がたくさんありました。
小さな町ですが居心地の良い素敵なところで、一泊くらいしてもいいかなと思いました。何をするでもなくボヘミアの森や清流をぼんやりと眺めながら過ごすのも素敵ですからね。わかーい頃は、旅先では例えばシュノーケリングなどアクティビティをやりたかったけど、今はただもう、のんびりまったりしたいです。訪れた国々の木や花に囲まれ、空や雲を眺め、風を感じながら過ごしたいなと思うようになりました。
さて、チェコの話は終わりですが旅話のストックはまだまだあります。でも早く新しい旅に出たくてウズウズしているんですよ。だけどもう以前のような海外旅行は難しいでしょうね。たぶんPCR検査の陰性証明書とワクチン接種の証明書を持っての旅行になると思います。それでも私は愛するヨーロッパを目指しますよ!