荷物整理中に7年前の日記を発見。
思わず作業する手を止めて見入る、、、
2008年の夏、1人で浦東空港に降り立った時から始まった日記。
あの時はただがむしゃらだったことしか覚えてないのだけど
よくよく日記を見たら
・マンションに到着後、部屋が蜘蛛の巣だらけでお風呂のお湯をひねれば赤茶色い水が出てきて息が止まる。お湯も出なくてでも大家さんにそれを上手く中国語で説明出来ず悔しくて大泣きした。
・道端で出会った中国人のおばさんがすごく優しくて泣けた。
・夜間大学の中国語クラスで友達作ろうと思ったのにクラスメイトがほぼ韓国人のおじさんだらけで涙が出そうになった。
って泣いてばかりいたんだ私w
当時兄貴に言われ続けていた
「今時女ががむしゃらに頑張って生きるとか絶対モテないよ。しかも中国とか頭おかしい、幸せになりたいなら日本に帰ってこい。」
って言葉、聞いた時はすごく悔しかったけど
確かに給料も低くてギリギリの生活しながら愚痴をこぼせる友達もいなくて
一体何をしに上海来たのかよく分からなくなった時期もあったり。
でもそんな時に森のくまさんのような包容力たっぷりの彼に出会い、
仕事も転職してそこから運命が変わった気がする。(大げさな表現かもしれないけど..)
数年後に兄貴が初めて上海に来てくれた時に
中国への見方が変わったこと、海外で仕事を頑張る妹が誇りに思えた
って言ってくれたことは今でも忘れることが出来なくて
日記を見ていたらふとそんな気持ちを思い出した。
大学時の留学時代も何故かいつも鼻毛が一本出てる香港人に恋をして大失恋したり、
苦い思い出や甘い思い出もたくさん詰まっているこの場所w
あっちゃんの「AKBは私の青春でした」じゃないけど、私にとってもまさに
上海は私の青春でした。
そんなこんなで荷物整理もほぼ終わり、部屋は足の踏み場もないほどすごいことに
あとは明日の朝早くに出発するだけですが、昨日友人たちがそれぞれ渡してくれたアルバムたちを眺める。
もはや家宝。
大切に大切に運ぼう。
上海で迎える夜も今日で最後だけど、感傷に浸るのも今日で最後。
明日からはまた新たな気持ちで、しゃきっぴしっとしていきたい。
もしまた寂しくなる時があったら家宝を開けばきっとなんとかなる。
彼にとっても来年はなかなか大変な試練の年になるはずだし、私も新しい環境でいろいろと壁にぶつかるかもしれない。
でもそんな経験も数年後には笑い飛ばせてると願って
ピンチよどんどん来ーい
と修造氏風に前向きに。
今後数年は子育てに邁進し、落ち着いたらチャレンジしたいことがたくさんある。
未来は明るい。(たぶん....)
では、おやすみなさい、、、、