「奇蹟」を観劇しました。
本来は12日初日の予定でしたが、井上芳雄さんがコロナ陽性となったため数公演が中止となり、私が観劇した18日が初日となりました。
「キキュウの依頼あり、出かける」との書き置きを残していた芳雄さん演じる私立探偵が、深い森の中で見つかる。
そこへ、鈴木浩介さん演じる高校時代からの親友で、現役の医師がやってきます。
一部記憶をなくした探偵とともに、依頼人を探してさらに森を進む2人・・・・・。
浩介さんが素晴らしかった!
軽妙とはこの事か!の模範。
序盤からしっかりと観客をひきつけ掌握し、物語へと引っ張っていきます。
引っ張られることのなんと心地よいことか
さすがです
謎解きをしていくのですが、私はいまひとつ謎が明確にわからないままエンディングを迎えました。
芳雄さんがオリジナル曲を3曲も歌います。
まあ、これはサービスですね。
本来は初日でない日が初日になる難しさを体感しました。
舞台上も客席も「かたかった」という印象。
これから双方ともこなれていくのでしょう。
「初日」というのはやはり特別。
客席にはその作品、キャスト、スタッフに思い入れがある人々がいて、気持ちは前のめりで観劇します。
この日の客席はちょっと違っていて、なんというか、アウェイというか、空気がちょっと「初日」ではなかったような・・・・。
コロナ禍になり、公演中止が相次いでいます。
そんな中で公演を続行していく大変さをしみじみ感じました。
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