映画「ディア・エヴァン・ハンセン」を鑑賞しました。

 

原作のミュージカルは、2016年12月にブロードウェイで上演され、その後第71回トニー賞で6つの賞を受賞した作品です。

 

下の動画は、コロナ禍真っ只中の昨年、この作品の楽曲をミュージカル俳優たちがリモートで歌って作成されたもの。

 

これまでに経験したことのない「孤独」。

そこに、「ひとりじゃない」と語りかけてきたこの曲が胸に迫ってきて、これからの自分、エンタメ界に想いを馳せて涙したのを覚えています。

 

そんなミュージカルの映画版。

 

ストーリーとしては、生きづらさを抱えて生きる青年の話。

彼を見守る母、友人、友人の家族、。。。。

それぞれの立場。。。。

 

覚悟はしていたけれど、こんなにも胸が締め付けられるとは思っていませんでした。

 

誰しも、多かれ少なかれ、生きづらさや孤独を心に抱えているのでは?

 

そんな時、

トントン、とノックして入ってきてくれるひと

そっと手を差し伸べてくれるひと

こちらから窓を開けて自ら一歩踏み出して孤独から抜け出せることもある

 

心に一点の曇りもわだかまりもなく、抱えているものがない人には刺さらない作品。

 

亡くなる時は孤独ですから、その時にうろたえないよう、病気になってからは常に「孤独」は私とともにあります。

そう覚悟していても、辛くなる時もある。

 

扱いが難しい孤独を正面からとらえていて、鑑賞後は凝り固まっていた心に少し隙間ができて私は救われました。

 

特に終盤、台詞だったら修羅場になるところをメロディにのせての独白は秀逸でした。

ミュージカルならでは。

 

何度も繰り返される

「You will be found」

「You are not alone」

その先には希望が感じられます。

 

27日に公開されたばかりなのに、すでにCDは売り切れ。

 

辛いけれど優しい映画。

素晴らしい映画です。

 

想いを上手くまとめられなくてとりとめのないブログでごめんなさい。

 

 

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