週末に、新キャストになったミュージカル「ロミオ&ジュリエット」を観劇しました。

 

ミュージカル4作品目となるロミオ役の甲斐翔真くん、良かったです。

優しい、ほわっとしたロミオでありながら、怒りを発散する姿はエネルギーに溢れていました。

カテコでも真摯で落ち着いていて、これからも楽しみ!

 

一新された若者キャストは初見の方が多かったのですが、ミュージカル界の俳優陣の層の厚さを感じました。

 

大人組では、大公役の岡幸二郎さん。

髪の毛を逆立てて、2メートル越えの身長から繰り出す「ヴェロ~ナ~」は圧巻の一言。

キャピュレット、モンタギュー両家の母役の春野寿美礼さん、秋園美緒さんのハーモニーの重なりは本当に美しかったです。

 

フレンチミュージカルは、ロックテイストあり、アクロバティックなダンスありで、大好きです。

本作の、若者の溢れるエネルギーを感じられるオープニングは、ゾクゾクするくらいだいすきです。

 

ただ、無意味な対立、勘違いで尊い命を落とすという意味では、ウエスト・サイドストーリーと並んで手放しでは喜べないのが本音です。

好きだけど嫌い、複雑です。

 

 

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