「ゲゲゲの先生へ」を観ました。
「イキウメ」の前川知大さんの脚本、演出作品です!!!
舞台は平成六十年。
子供が生まれなくなり人口が激減した日本では、妊婦とあかちゃんは政府の管理化にあった。
ある廃村に、一人で暮らしている根津という男(佐々木蔵之介さん)がいた。
彼は、半分人間、半分妖怪の半妖怪。
かつては妖怪がいたが、村人が減り、国中で子供が消えていくとともに妖怪たちも姿を消した。
ある日、根津の前に都市からきた若い男女が現れる。
都市は突如現れた謎の怪物によって混乱しているという。
根津と二人の会話を通じて、根津がなぜ半妖怪になったのか、
なぜ妖怪たちが消えてしまったのか、そして都市に現れた怪物はなんなのか、次第に明らかになっていく。。。。。。。。
ねずみ男をモデルとした根津に、飄々とした蔵之介さんがぴったりでした!
前川さんの世界はやっぱり好き!
妖怪、零落した土地神を演じられた白石加代子さんの迫力に圧倒され、
子を奪われた母であり、怪物を演じられた池谷のぶえさんの大活躍に大笑いし、
そして何より、舞台上でイキウメの人々(浜田信也さん、盛隆二さん、森下創さん、大窪人衛さん)に会えたのが嬉しかった!
この日は反応のよいお子さんが観劇されていて、それはもう、絶妙な間合いで気持ちよく笑っていました。
なんてったて子供は「屁」が好き(笑)
将来が楽しみです!
私がイキウメに出会ったのは「奇ッ怪 遠野物語」。
それ以来、説明のつかないもの、目に見えないものへの畏怖、畏敬の念を、これでもか、これでもか、となげかけられて、それが本当に嬉しく、心地良いのです。
前川さんにはありがとうしかないです。
出会えて良かった!
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