寒空の梅雨の朝。妻は私よりも早目の出勤。
残されたのは私と姫。眠い眼をこすり、時計をにらみながら歯ブラシと軽い朝食を済ませ足早に私も出勤。
我家は共働き。一日、家に残されるのは姫だけです。
私達どちらかが帰るまで朝から夕方まで一人きり。姫には寂しい思いをさせます。
遊び相手もいなく、ひとり遊びも長くは続きません。
姫が出来ることは、私達が帰るまで心地の良い場所でひたすら眠るだけ。
今日も寂しい寂しい一日の始まり。私の出掛けも、ただただ眼をつむる姫。
そして毎日問いかける囁き。
「ごめんね、行ってくるよ。
ゆっくり、そっとお休み。帰ってから遊ぼ!」
