ヴィヴィのお引っ越し【フェリーで入港編】 | vivi+banvi

ヴィヴィのお引っ越し【フェリーで入港編】


次の日は、朝8時半からペットルームが解錠するということで、さっそく様子を見に行きました。



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ヴィヴィは、さぞや消耗しているだろうと思いきや、案外余裕が出てきたようで、


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威嚇をしつつ、かまくらから顔を出して様子をみたり。
今日も犬たちはいくらか騒いでいるようでしたが、それに対して文句を言うように威嚇する程は、
慣れてきたようでした。


ついでに、向かいのケージに入っている白黒ネコくんにも、ファーッと威嚇でごあいさつ。
この子は、ヴィヴィを除いて、唯一のネコのお客さんです。
昨日は固まり気味でずっと小さく唸っていたのに対し、
今日はヴィヴィの威嚇を気にも留めず、私たちに少し甘えるような素振りを見せていました。


その白黒ネコの下のケージに入っている白の大型犬は、あきらめたように伏せて待ちの姿勢。
向かいの黒いパグは、相変わらずケージの奥の方からちらりと様子うかがい。
一番大きな身体のアイリッシュ・セッターは、狭そうに身の置き所を探していました。

鳴き続けた野太い声の大型雑種とムク犬は少し疲れたようで、今日はポメラニアンが特にキャンキャンと騒がしく、
同じ家から来ている他のポメラニアンたちにもうるさそうな顔をされています。


入港まであと数時間。
ペットルームの面々に、がんばれ、がんばれ!とエールを送って、そのときを待ちます。




12時頃、船の遙か遠く左手には、続いていく陸地。恵山岬です。
こんにちは、北海道!
甲板の鉄策に行儀良く並んで、多くの乗船客たちが境界線のあいまいなブルーの世界を臨みつつ、
到着を待っています。


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やがて、ぼんやりと煙っていた行く手に、港らしいシルエットが小さく見えたと思ったら、
船はあっという間にもうすぐ着岸。
出港時と同じように、入港の振動があり、いくつかのアナウンスを待って、慌ただしく下船になりました。




ペットルームからは嬉しそうな顔で、犬たちが出て行きます。
何事もなかったかのような、いつも通りのその様子に、
多くの飼い主たちは昨日の大騒ぎを知らないのだろうと思いました。
もしくは、自分の犬が吠えることに慣れてしまって、その意味を深くは考えないのかもしれません。


自分にもし小さな子供がいたなら、その子がびーびー泣いているとき、
どうしたの?と訪ねて心を配り、なだめるのが普通の感覚だと思うんです。

言葉をしゃべることができなくとも、彼らの言動には十分気持ちがこもっているのですから、
子供のような彼らに、同じように心を配ってあげてほしい。
そして、限られた条件の中で、どうすれば皆が気持ち良く過ごすことが出来るか、
より良い旅のために、飼い主に出来ることを考えていただきたいと思いました。






ペットルームの面々はほとんどお迎えがすんで、ヴィヴィはほぼ最後でした。
部屋の床に散らばるクッキー状のペット用おやつに、
そりゃないぜと飼い主のマナーを疑いつつ、そそくさと退散。


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逃げろ!とばかりに船を後にしました。








我が家のお引っ越しは、これが最後ではありません。
延ばし延ばしにしていても、またいずれ海を渡らなければいけない時が来ます。
またフェリーを利用するかどうかは悩みどころですが、、、利用せざるを得ないのかな?


ちまたでは飛行機で世界を移動するグローバルなネコもいるようですが、
一般的にネコの移動はあまり聞きません。
獣医さんに聞いてみても、飛行機が良いのか、フェリーが良いのか、難しい判断のようです。


ちなみに、今回は時期もあるのか、特にペットの乗船が多く、通常は3匹程度の利用なんだそうです。
ペット連れの船旅の様子について、
参考になればと長々と3回に分け(【フェリーで出港編】【フェリーで夜編】 、【フェリーで入港編】)、
感じたままに厳しく記しましたが、フェリーを否定するものではありません。

3匹程度での船旅なら、こんな大騒ぎにはならず、それなりに快適に過ごせるのではないかと思いますので、
船旅をお考えの飼い主さんは、時期などを見極めて、楽しんでくださいね。

ペットたちのより良い旅のために、この記事が役立てば幸いです。












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