今日は、節分。
冬が春に代わる直前の日。
豆まきしたり、イワシ食べたり。様々な風習を持って
魔をはらい、いのち踊る春を迎えます。
blog記事「節分 ~春のはじまり」で風習あれこれ説明してみてます
たましいの命が止まったようにみえる冬から
いのち芽生え、復活へと移る春へと移り変わるとき。
ひとの世のなかでも、様々な転換が目の前に用意されます。
転換をうまく乗り切るために
大切にしたいのは、じぶんの気持ち、感覚。
たましいセンサーを存分に活用して、乗り切ってゆきたい。
春に移り変わるこのときは、「変わるとき」「始めるとき」。
そう知っているだけに、たましい達は動き、新しくことを起こそうと頑張る力を出します。
それはそれで、望ましいことなのだけれど。
かわってしまう早さが、これまでのじぶんの知っているものとは違いすぎて
よき変化だったり、望んでいた変化のはずなのに目を回してしまうこともあります。
「なにがなんだかわからない」
「動ける気がしない」
「あたま、止まった~」
そんなとき。
どうして、あたま止まった気がするの?
その理由にむけて、ひとつひとつ。感覚を観察していくことも必要です。
そのとき、わたしがよくはまるのが「ポジティブ探し」。
なにが起こったとしても、ポジティブに。
こいつは、ラッキーだ![]()
そうとらえるようにすると決めれば、それがいいのかもしれません。
でも、その前に。
こころの底には嫌な気持ち、いやな気分が湧いてくるのも事実です。
舌打ちしたくなるような嫌な気分だったり、
どうして、こうなるの!って怒りだったり、
なんでかな、って悲しくなったり。
そんなとき「いやな気分」をなかったことにして、
ポジティブだけに目を向けようと頑張るのはやめようと決めています。
ポジティブだけに目を向け、「いやな気分」を見なかったことにすると、
ふっと湧いてきた「いやな気分」はこころの底へと無理やりに沈められてゆきます。
無理やり沈められた感情は、たまりたまって腐ってゆくため、
激しい怒りに変化してしまうことが多いです。
はじまりは、ほんの小さな違和感や嫌かもといった感じ。
それなのに、こころの底へと無理やり沈められてしまうと、
わけがわからないくら、成長してしまった怒りへと変わってゆきます。
そうなると昇華することもたいへんになってくる。
「いやな気分」は、ささいなことであったとしても嫌なものです。
ひとりだけのときに、
もしょもしょと、口先でとなえるだけでもいい、
メモにぐりぐりと手書きして形にするのもいい。
いやな気分は、形にして表に出す。
そのうえで、
「もうやめた」「捨てよう」と決めるのです。
形にしてから、じぶんで捨てると決めたことで、
いやな気分も昇華されて、芯からすっきりとできます。
すっきりしてからの「ポジティブ」は運を開いていく効果抜群![]()
でも、
どうしても、「いやな気分」に向き合う元気が出てこないときもあります。
そんなときは、まず落ち着くこと。
...落ち着きようもないくらい目が回ってるときは、
安全だとじぶんが感じられるところまで逃げる![]()
あたまが止まってどうしようもない。
とにかく、不安で仕方がない。というように、
落ち着いてそのことに向き合うことが難しい時は、まずはじぶんの安全を図ることが大事です。
安全をじぶんで確認できたうえで、
状況を再確認して最上の方法を考える。
いまのじぶんにできることをやっていく。
そのほうが、無理やりポジティブ思考を張り付けて突入していくよりも
ゆくゆくはうまくいきます。
「逃げる」ことの有用性は、古い中国の兵法書のなかでもいわれています。
「三十六計、逃げるにしかず」
”作戦はいろいろとあるけれど、
逃げるべきときには逃げて身の安全を図ることが最上の策略である”
いったん「あたまぐるぐる」「あたま止まった」「もう無理」について、
そうか、もう「ぐるぐるなんだ」と自分で納得したうえで、
逃げる![]()
逃げてから、その対策、次の手を考える。
そのくらいでいるほうが、結局は早く動けます。
いま、どう思ってる?どう感じてる?
そのことを、つぶやき、手書きメモであらわしてみましょう。
向き合える気がするなら、向き合ってみましょう。
少しずつ、ひとつずつ。
感じていた感覚を浮かび上がらせた要素をバラバラに分解して、じぶんの感覚を見てゆきます。
すぐに逃げたほうがよさそうなら、とっとと逃げましょう。
逃げる先、落ち着く先やそのアイテムはじぶんで用意できてますか?
なにを用意しておくと、どこへ身を置くとじぶんは落ち着けるでしょう。
あらかじめじぶんのことを知っておくと、安心して逃げることができます。
完璧にはじめようと考えるよりも、
今、出来ることを始めればいい。
何か起きたら、その時に考える。
向き合えるなら、向き合う。
無理そうなら、まずは逃げる。
「逃げる」戦略を選んだときは、徹底的に逃げること。
思いっきり「逃げてみる」ことで見えてくる世界もあります。
そのことを覚えておくと、
新しいことをはじめようとするとき、少しお気軽にはじめることができますよ。
読んでいただき ありがとうございます![]()
巫(神和ぎ;カムナギ) 田村洋子でした。
逃げると決めたときのわたしは森の中へ。
▽ 土のにおいかぎながら目を閉じるのが、わたしの最もおちつく場所

あなたは幸せになります♡
あなたは今 しあわせです♡
あなたはとっても運がいいです♪
自然(素のままのじぶん)な状態で暮らせている感覚を意識して
見えない世界と共に生きている感覚をつかまえていたら
もっと、楽しく進んでいける♡
今のあなたが望む世界へ向かうヒントになれますように