見えないものは、見えるようにしてそばに置くこと。
見えるものに置き換えて、見えないものへの入り口とする。
入り口を作っておけば、見えないものへとつながりやすくなる。
いつでも見えないものにつながることができる。
「見えないものへの入り口」としていなかったとしても、
じぶんにとってのラッキーアイテムは、何かしら持っているのではないでしょうか。
ラッキーアイテムは、モノに対してつけた入り口。
モノに入り口をつけるのではなく、
動作について入り口を付ける方法もある。
いつでも、最高のじぶん状態に戻れるように。
決まった動作をいくつか設定しておくこと。
アンカリングと呼ばれているものも、そのひとつ。
アンカリングは、動きの中にのこるまじないだと感じています。
じぶんの内の奥底で記憶されているものは、
「在る」ことをあたまでみつけなくても、
じぶんの内の奥底におさめられている「在る」がはたらく。
「在る」を呼び起こすための動き、動作をじぶんに設定しておくこと。
設定する動きは、いつもはやらない動き、動きの組み合わせ。
例えば、
落ち着きリラックスした状態に入り込むための動作設定。
これまでのなかで、いちばんじぶんがリラックスできたときを思い出す。
とにかく、詳しく思い出します。
そのとき、だれと一緒だったか??
どんな風景だった??
体の感覚は、どういうふうだった??
香りは??
とっても、詳しく思い出して、そのときのなかに一度、入りこみます。
ときに 入りこんで「リラックス最高なじぶん」になる瞬間に、
じぶんのからだに動きを設定します。
いつもはやらない動き、動きの組み合わせで
すぐに思い出せる動きを設定。
わたしの場合は、手首の下を左、右の順におさえる動きで設定してます。
動きを設定できた、と感じたら
いちど、リラックス状態を記憶したからだの感覚を押し出します。
からだを軽くふってみたり、力を抜いてぶらぶらしてみたり。
少し時間をおくのもいいかもしれません。
からだの感覚が普段のようになった時、
もう一度、設定した動きをしてみます。
そのとき、確認するのは
あの「リラックス最高なじぶん」のからだ感覚が内から出てくるか?
ということ。
出てきてると感じられたら、動作設定ができたということになります。
この動作設定。
ときどき、設定が続いていることを確認できていると
じぶん最高潮の状態へもっていくまでが、瞬時にできるようになってゆきます。
筋トレと同じで、練習次第だったりします...
ひとつだけの動作、動作のくみあわせで設定するのもいいけれど、
複数の動作、動作の組み合わせや、
モノ、香りなどでも設定しておくと
そのときじぶんの置かれてる状態によって、どの設定を使うか選べるのでおすすめです。
リラックス最高なじぶんに入る方法、わたしの場合は、
手首の下を左、右の順におさえる動きで設定してあるほか、
みかん類の香りをかぐこと、その香りを思い出すこと
タブレットを一粒かじる動きにも設定してあります。
ときがきて、
決めてあった動作をすることで、最高のじぶん状態になる。
なんて素敵なまじない。
まじないと聞いて「?」となるなら、
「アンカリング」でグーグル先生にきいてみてくださいね。
イチロー選手が打席にたつ前の動きもアンカリングです。
いつもの練習、これまで積み上げてきた工夫。
その全てがこのとき発揮できるように。といった願いをこめた動き。
...効果、とってもありそうでしょう??
読んでいただき ありがとうございます
巫(神和ぎ;カムナギ) 田村洋子でした。