いろいろな人やいろいろなタイミングが重なりあって、
おかげ様にて。
ほんわりとしつつも、ぎゅうっと内側の底から湧き上がるような
大事だな。あったかいな。といった想いの中で今日を過ごせています。
遠くのほうにある目標にむかって
こまかく刻んだルートを追いかけているとき。
つい、行く先ばかりを気にしてしまい、
足元にあるものは「当たり前」なものとしてとらえて
見えているけれども、見ていないものになっていたようです。
おかげ様です
この言葉は、
いつもはぼんやりとしか見ていない、自分の近くにある人やモノに
ありがとうの気持ちをあらためて持つことになる
はじまりのことば。
じぶんのすぐ近くに在ったものに目を向けて、
その場所に「在る」ことが、実は特別だったことに気づくためのことば。
「おかげ様で 〇〇となりました。
ありがとうございます。
あったかな気持ちで過ごせています。」
この気持ちを伝えたい相手が思い浮かぶなら
人であれば、
直接、お目にかかって伝えたり、
手紙やメールで伝えたり。
モノであれば、
いつもより丁寧にお手入れしたり、
話しかけて見たり。
おかげ様ですの気持ちをメッセージにしてはいかがでしょう??
じぶんの近くに在る人、近いモノへ
おかげ様ですという気持ちを伝えていくことで、
じんわりと、内からわいてくるあたたかな思いの中で過ごせます。
そのあたたかさは、
じぶんの力や感覚の余力となって、
未来にあるかなえごとを、ゆるやかに手元へ運ぶことになります。
伝えたい相手が、すでに離れている相手であって
実際にはもう、出せないメッセージであっても書くことによって、
じぶんの内から外にでてくることができます。
内のものを、外にあらわすことが必要です。
もわんと浮かび出てきた「おかげ様」も
メッセージにして相手に伝えようとするところから
やわらかな光を放ち、こころをあたためはじめます。
今日いちにち、実家にあつまった家族みんなで過ごしました。
お墓参りへゆき、
一緒に正月むかえの用意をしたあと、近所の温泉へ。
外の湯船にはいって、からだがゆるっとあたたまってきたとき。
こころの内に湧いてきていたあたたかさと
からだのあたたかさがつながって、
「おかげ様で、いまのありがとうなんだ」
意味がよくわからないけれども、しみじみと実感したのです。
気づくとなみだが浮かんでいました。
そのとき、こころに浮かんだ方々、モノたちへ、
おかげ様です。ありがとうのメッセージを伝えることにしました。
おかげ様です。と感じた相手は、どなたでしたか??
そのお相手に思いをあらわしてみてはいかがでしょう??
読んでいただき ありがとうございます
巫(神和ぎ;カムナギ) 田村洋子でした。