感情を感じきった方がいいよ。
とは、よく心理学や自己啓発のセミナーで聞く言葉。
どうも「感情を感じきった」という感覚をつかんだ気がしない。
そう思っていたら、
「感情を感じきる」という練習の機会がやってきましたよ![]()
とっても、挑戦してみたい仕事があったのです。
その仕事を募集してる方の目指すものに
どど~んと胸打たれて。
応募しました。
わたしにとってほぼ専門外といえる分野ではあったけど、
類似のおしごとや類似の経験あるから、
土木や教育でない分野でもできるはず。
というよりも挑戦したい。
そして、審査をうけた結果、
その仕事につくことはできませんでした。
その仕事に関われなかったことに、
すごく、がっかり
したのです。
そのとき、あたまにわいてきたのは
あたまに住んでるダメダメ星人
の声。
ほら~、やっぱりね。あんたじゃダメなのよ。
だって、あんたは空気も読めないんだし。
礼儀だって、常識だって足りないんでしょ。
専門外なのに応募する意味が分かんない。
わたし: いや、それでも。応募したかったんだし。
応募できたのはいいんじゃない?
あ、もしかしたら。
その仕事、本当は向いてないよって教えてくれてるのかもよ
(こうなってくると、ダメだったことの言い訳必死に自分に捜してる感じ)
などなど、めまぐるしく
ダメダメ星人と
わたしの脳内会話が繰り広げられてたとき、
..
ひらめいた
この脳内会話をとめることが、まずいちばん。
がっかりしてた
部分がなんだか置いてけぼりになってた。
ごめんね。おいてけぼりにしてたね。
そして、がっかりした
わたしを、ただただ、みてみたのです。
そうだね、がっかりしたね。
そうだよね。しばらく、がっかりしておこうか。
近くにいるからね、見てるからね。
「がっかり
」にいったん気が済んだら、教えてね。
はじめは
「がっかりした」気持ち、
ダメダメ星人の声、
わたしのあたまのなかでわいてくる言い訳
そんなものたちで、ぐるぐると落ち着かない感じを味わってました。
それでも、じっとその動き達をみながら、声をかけ続けてました。
がっかりしたんだね。そうなんだよね。
がっかりしたよね。
そうしたら、いくらかの時間をかけて
すーっと、ゆっくり ダメダメ星人
の声がなくなってゆき、
からだの中で動いてたもじょもじょした感触も薄らいでいきました。
これが「感情を感じきる」と説明されてたものなのでは??
なにかのことが起こった時に、
ダメダメ星人の声に飲み込まれたり、
じぶんのあたまの声で言い訳をしたり、
じぶんの作った鎖ルールでネガティブな気持ちを押し込んだり。
これまで、わたしはしてきたんだろうな。
意識せず、すっと気持ちを感じきってたこともあったかもしれないけど。
意識せずにしていたことなら、
もう一度やってみたいと思ったときに、気持ちを感じきることできないかもしれない。
だから、今回。
感情を感じきることができた、と知ることができたから、
まず、道はつながった。
複雑に見えたとしても、
ひとのこころはシンプル。
いちど道がついたことに自分で気がつけば、
次は、もう少し かんたんに道をたどれる。
いつも自分を大切にあつかえてる人は、
「感じきる」といわれる感覚へ
自動操縦的に、オートマチックに、おのずと。
短い時間で、瞬間的に。 動いていけているんだろうな。
...よし。
今日の1回。 わたしは
「がっかり」感覚を感じきるということ、確実にやりきれてた。
ということは??
次から「感じきる」ということが、もっと、すんなりいくはず。
こうして、今日。
自然なわたしにむけてのレベルがひとつあがったのでした![]()
読んでいただき ありがとうございます![]()
巫(神和ぎ;カムナギ) 田村洋子でした。
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とってもシンプルな直線も、
たくさん集まると複雑で美しいものとなる。
ひとのこころも、こんな風??
