旧暦正月15日の本日は小正月。
小豆がゆを食べて、本年の健康を願います。

こんにちは。田村洋子です。
大和こころについて、想いを向けることが増えてきました。
じぶんのルーツと向き合う時間の一部というか、暮らしの一部というか。

大和こころ。というと、とらえどころも形もないように思います。
でも、古くから伝わる行事の中に、そのかけらが残っています。
だから、暦ごとの行事を考えていくと
古くから人が伝えてきた想いにこころをむける時間が持てます

また、神社参拝ツアーのときにご一緒した方から、
旧暦の行事に関するおはなしを聞いてみたいとリクエストいただいたこともきっかけです。
旧暦に関する聞き覚えを、折を見て発信していきますね。
※地方によって、行事の進め方や手法が異なることが多いです。
わたしが見聞きしたことのある手法、意味合いであることはご容赦くださいませ


カレンダーどおりに太陽暦で祝っても良いのですが、
月の霊力を分けていただくことを考えると
旧暦で祝うことで、よりいっそう、月のちからをお借りできると感じてます。


さて。
今日は、旧暦正月の15日(満月)。小正月です。

小豆がゆを食べて、今年の無病息災を祈る日。

※夢流しの節会の際に、おふるまいでいただいた小豆がゆ


小豆は、赤い豆。
邪気払いの効果が重ねられています。

赤い色は、生命力を高め邪気をはねのける意味合いがあり、
また、
豆は、魔を滅する(マメ)意味合い持つもの。

小豆が、祝い事や神事にもちいられること多いのも納得。

小豆を、火の神さまの力を借りて煮て、あずき汁にして、
正月飾りにしたもち(鏡餅)をその汁に入れて食べること。
それは、
神様が新年にかけて住んでいたうつわ(鏡餅)を、ヒトの体に取り込みその力をいただくこと。

そうして、見えない力からの加護をいただきながら、
今年を健やかに過ごしたい
という願いがこもった行事でした。


きっと、昔は医療も整ってない。
生活環境ももっと過酷だったと思う。
だから、健康でいられることは、見えない世界の力に守られていること。
だったのでしょう。

見えない力に感謝しながら。
現代より、もっと切実にいのちを祈る。そのための行事。


今夜、小豆がゆを食べてみてはいかがでしょう?
地方によっては、ぜんざいやお汁粉を食べる地方もあるそうですから、
ぜんざいやおしるこを食すのも良いかもしれませんね。

みなさまのご健康と運が開かれますことを願って。

今日も素敵な一日になりますように。
時の流れに乗れますように虹
 

 

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