こんにちは。
巫(かむなぎ、神和ぎ)の田村洋子です。
10月のかみさまに会いに行く遠足は、戸隠でした。
▽行く前のあれこれは、こちらの記事みてくださいね。
かみさまに会いに行く遠足 ~戸隠編
0-1. いってきます <戸隠行くことになったいきさつ
0-2. 湯島にて安全祈願 <お出かけ前に戸隠神社さんへアポを取る
戸隠神社のある戸隠山は、天の岩戸が落ちてきてできた山だそうです。
そのため、戸隠神社五社に祀られている神様は、みなさま、天岩戸に関わりある方々とのこと。
戸隠へ行って、気づいたこと
戸隠神社は、一つではなかった!!
これまで、うっかりしてました。
この▽ 看板を見て、しみじみと実感。
戸隠にある五社まとめて、戸隠神社なのね。
道に沿って、五社を順番に巡りました。
(宝光社 ⇒ 火之御子社 ⇒ 中社 ⇒ 九頭龍社、奥社)
戸隠神社の五社を、ぐるっとめぐり、
受け取った大きなメッセージは「始まり」と「融合」。
宝光社
宝光社(ほうこうしゃ)社殿は、270段あまりある長い階段の上にあります。
階段を上がる途中、杉木立の中で柱状のエネルギー出る箇所発見。
気がよじれるように、上へと昇っていきます。
足元から、ぐわーっと突き上げられるような感覚。
古いもの、ためていたものが一度リセットされるような思い。
天表春命(アメノウワハルノミコト) という女性と子供の守り神様:中社に祀られている天八意思兼命(アメノヤゴコロオモイカネノミコト) の子供にあたる神様が祀られているとのこと。
父神様がオモイカネノミコトであれば、天の岩戸をどうやって開こうかという会議のときに、父神様と一緒にあれこれと意見を考えていた神様なのかな。
いつもであれば、神様のなまえを細かく分解し、意味をたどるのですが、今回はほとんどお名前とご利益の関係などがよくわからず。
表をウワと読ませてるから、表面に出すとか、うかびあがらせるとかの意味?
...だとすると、
天上に住まわれている、春の訪れを目に見える形であらわす男神様?
天の岩戸の中に天照(アマテラス)さまが籠ってる間は、夜あるいは冬の時間ともいえるから、「天照さまを表に引き出す=春が来る」といえなくもない、かも?
アメノウワハルノミコトは、長野の古い豪族の守り神さまだったと聞いたことがあります。
そこから、思兼命(オモイカネノミコト。父神さま)つながりで、こちらへ祀られたのでしょうか。
...郷土史など、がっつり読まないとさすがにわからん。
夜の闇のじかんから、昼の光のじかんへと切り替わるときを、宝光社で迎えました。
足元から、エネルギーが駆け上がっていき、押し流された感覚。
わたしのなかは、いったん、空っぽに。
雑多なエネルギーが一時に流れ去った感じ。
でも、あたまはいろいろなことを考えていました。
戸隠をめぐる一日が始まりました。
...戸隠編2に続く