巫(かむなぎ、神和ぎ)の田村洋子です。
戸隠へ行く前に訪問することとなった榛名神社では、
うきうきした精霊さんの気配と緑の薫りにお出迎えされました。
本殿をめざして出発
榛名神社の二の鳥居を抜けて。
もっとも奥にある御姿岩と本殿を目指します。
▼JR前橋駅構内の観光案内書でもらった榛名神社マップに加筆
このイラストマップでは、位置関係はわかりやすくあらわされていますが、
距離の感覚は表現されていません。
本殿までの距離がこのマップだとずいぶんと近く見えるのですが、
わりと、あるくこととなりました。
隋神門から三重塔まで
隋神門の建物だけを見ると仁王様がいらっしゃる気配だけれども、
中には、随身の装束を着た像が座っていました。
甲冑のような、何かいかめしいものを着こんでいると
思い込んでたわたしは、少し、そのラフな感じの姿に驚きました。
そこから、みそぎ橋は、すぐ。
橋の下に、水の流れが見えます。
渡り切った先の右手斜面に、「鞍掛岩」がありました。
アーチ形の橋が斜面に沿ってかかっているような形をしています。
でも、斜面の緑が深くて、岩が出ているのはよく見えるのですが、
そこにあると知らなければ、うっかり見過ごしそうな場所でした。
※参道右手に「鞍掛岩」の看板ある場所で、
対岸斜面をやや見上げる位置を注意して見るとみつけられます
ここから先の参道は、谷に沿うゆるい上り坂を進むことになります。
涼しい風が、谷を通って行きます。
スギの木の間からは斜面の緑。緑の間の所々に、岩肌が見えてきます。
スギの並木
鞍掛岩から奥には、
大きなスギの並木が続き、樹木の気配が濃厚な道が続きます。
榛名の土地がらか、
ゆったりと柔らかな樹木の気配の中に、
球体のころころした弾むような天狗さまの気配が同居しています。
気配を追うことが楽しくて、そちらに気を取られていたら、
ここでは、まったく写真を撮ることを忘れてました...
スギ並木付近からオコジョ精霊もけ吉さんは、
うきうきと本殿の方向へ飛んで行ってしまいました。
木立の上のほうでは、天狗さまの気配?
小さなカラス天狗みたいな気配の塊がいくつか、
鬼ごっこしてるみたいに、ちょろちょろ動いています。
上に来たら話そうね、待ってるね。
さて。そういわれたなら、ますます
本殿付近で何が起こるかが楽しみになってきます。
足取りも軽く、参道の上り路を上がっていきます。
みそぎ橋で開運まんじゅう?
途中、茶屋が2件並んでおり、
縁結びのご利益があるらしい水琴窟の音を聞くための人々や
開運おみくじを購入する人の群れができていました。
そのうちの1件、みそぎ屋さんでは開運まんじゅうを売っているとか。
なんでも、みそぎ屋さんでまんじゅうを購入してから、本殿にお参りし、
帰り道にみそぎ橋の上でまんじゅうを食べると願いがかなうらしい。
ということで、ちょっと休憩
龍さんと田楽を1本ずつ。
そして、まんじゅうは、ここでひとつ食して、
もうひとつを本殿に持ってお参りしました。
ここで食べた田楽がおいしかったです。
こんにゃくが、とにかくおいしかった。たれも、おいしい。
わたしは しょうがたれ、龍さんはくるみたれ。
梅茶までいただき、軽く腹ごしらえ。
ごちそうさまでした♡
そして、いよいよ。
目の前に、赤い三重塔(神宝殿)が見えてきました。
...榛名神社編3につづく